早稲田大学大学院情報生産システム研究科(IPS)では、アジアの多くの有力工科系大学との人材交流を行いながら研究・教育活動をすすめています。その活動の一環として、11月16日(月)~18日(水)の3日間、IPSに於いて9th International collaboration Symposium on Information, Production and Systems (ISIPS2015) を開催いたしました。30を超える海外大学(中国、台湾、韓国、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシア、インド)から約80名、国内からの参加者を含めると合計約180名の教員と研究者および学生が参加しました。1日目は、キーノートスピーチとしてIPSの植田教授から高精度水晶センサの研究開発について、招待講演としてタイ・チュラロンコーン大学のManoj教授からチュラロンコーン大学における研究・教育の国際化への取り組みについてご講演いただきました。1日目、2日目の午後には、40件を超える口頭セッション発表、50件を超えるポスターセッション発表が行われ、最新の研究トピックスや海外大学との連携プロジェクトの成果が発表され、活発な意見交換が行われました。その他、工場見学や大学茶道部によるお茶会を実施し、海外の参加者に北九州の産業や日本文化に触れていただきました。