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研究室インサイド:バイオ情報センシング研究室(亀岡研究室)
- Posted
- Wed, 01 Jul 2026
小さなセンサーで体の声を聴く
博士後期課程2年 尚 紀歆
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バイオセンサーとIoMTの研究
亀岡研究室では、バイオセンサーとIoMT(Internet of Medical Things:医療機器やセンサーなどをインターネットでつなぎ、医療データを活用する技術)に関する研究を行っています。
IoMTのプラットフォームは、バイオセンシングデバイス、インターネット通信、クラウドデータ処理の3つの技術から構成されます。研究室では、血糖値センサーや血圧センサー、ウェアラブルセンサーなど、低価格で高精度に体の情報を連続して測定できるセンサーを開発しています。取得したデータはインターネット経由でクラウドへ送られ、機械学習やディープラーニングを用いて解析されます。さらに、大規模言語モデル(LLM)を活用し、解析結果の解釈や診断支援につなげる手法にも取り組んでいます。
主な研究テーマには、尿酸やpHを検出するマイクロニードル電気化学センサーや、汗中のグルコース・乳酸を測るウェアラブル比色センサーなどがあります。慢性疾患の異常を早期に、かつ遠隔で見つけられる医療の実現を目指しています。

フェロシアン化物・乳酸検出用マイクロニードルセンサーの模式図
研究室の活動
亀岡研究室では、毎週2種類のミーティングを行っています。1つは火曜日のグループミーティングで、各プロジェクトチームがお互いに進捗を共有し、議論を行います。あわせて、亀岡先生と研究の進み具合や日々の状況について話し合う場にもなっています。もう1つは水曜日のジャーナルクラブで、各自がその週に読んだ論文を全員に紹介し、そのあとみんなで質疑応答を行います。
研究や論文について意見を交わすことで、考えが深まり、最新の研究動向への理解も広がります。

バイオセンサーとネットワーク技術でつくる未来医療(研究紹介パネル)
研究室での生活
亀岡研究室は2022年に発足しました。指導教員の亀岡先生は、バイオセンサーやマイクロ流体デバイスに豊富な研究経験を持つ優しい先生で、誰とでも分け隔てなく接してくださいます。研究室には日本国内外から学生が集まり、北九州のひびきのキャンパスで日々を過ごしています。
研究室が少しずつ温かくなり、笑い声や議論が増えていく日々は、とても楽しく忘れがたい時間です。週末には、メンバーで食事や小旅行に出かけることもあります。ここでは研究に取り組むだけでなく、人生の時間を分かち合い、たくさんの思い出をつくっています。
バイオセンサーやIoMTに興味のある方は、ぜひ一緒にこの旅に参加してください。

研究室メンバーでの食事会