吉江研究室へようこそ!
修士課程 2年 明石 満帆
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研究テーマ
吉江研究室では、「コミュニティ・コンピューティング」をテーマに、人が集まり活動する場である「コミュニティ」内を流れる情報を解析し、それを必要とする人に分かりやすく届けるための研究を行っています。たとえば、介護現場ではAIを活用して介護計画を自動生成したり、建築・建設現場ではセンサデータをAIで解析して設備の状況を予測したりといった形で、技術が現場に活かされています。機械学習や音声・画像処理、AR技術などを用い、リアルな空間とデジタル空間のつながりを意識しながら、新しい技術のあり方を追求しています。

制御プログラム

研究用ロボット
現在の研究プロジェクト
現在私は、観光をフィールドとして、観光客にアイトラッカーなどのデバイスを装着してもらいながら実際にまちを歩いてもらい、その際に得られる視線や生体情報などのデータを解析することで、観光における消費行動のメカニズムを明らかにすることに取り組んでいます。研究に必要な機材や書籍なども、相談のうえで柔軟に用意していただけるため、自分のアイデアを形にしやすい環境が整っています。また、指導教員や先輩方が常に相談に乗ってくださる体制があり、安心して挑戦を続けられます。こうした日々のサポートのおかげで、研究に対するモチベーションを高く保つことができています。
研究サポート体制
吉江研究室の大きな特長は、自分の興味や関心に応じて研究テーマを自由に設定できる点です。さらに、定期的に行われる2種類のミーティングが研究活動を支えています。研究室全体で行うミーティングでは、多様な研究に触れることができ、新たな知識や人とのつながりを得る貴重な場となっています。一方で、同期だけで行うミーティングでは、少人数ならではの話しやすさがあり、ちょっとした悩みも気軽に共有できると同時に、互いの進捗に刺激を受けながら新たな発想を得る機会にもなっています。
さらに、学会や国際会議への参加も奨励されており、最新の研究動向を学ぶとともに、世界中の研究者との交流を通じてグローバルな視野を広げることができます。

ミーティングの様子