松下政経塾提携講座に立憲野田代表が登壇

松下政経塾提携講座「政治の世界」授業に立憲民主党代表の野田佳彦氏が講師として登壇

早稲田大学政治経済学部は、4月24日(木)「政治の世界（松下政経塾提携講座）」の第2回授業において、早稲田大学政治経済学部卒・松下政経塾卒である立憲民主党代表の野田佳彦氏を講師として迎え、学生に対して貴重な政治リーダーシップに関するご講義をいただきました。

今回の講義では、「リーダーシップの本質」というテーマのもと、野田氏がご自身の経験を通じて学んだリーダーシップの重要性について語りました。特に、松下政経塾での学び（塾是・塾訓・五誓）を基に、総理大臣や財務大臣、また与党・野党党首としての経験を踏まえたリーダーシップの要諦を紹介し、立場や時勢によって変化するリーダーシップのあり方と、「決断すべき時に決断する」という普遍的なリーダーシップの本質について深く掘り下げました。

野田代表は、国家経営の要諦として、①政治と行政の健全な関係　②日米を基軸とした国際関係　③皇室を大切にする　の3点を挙げました。そして、今こそ日本が「人類の繁栄幸福と世界の平和に貢献する（松下政経塾塾是）」重要な立ち位置にあると強調し、学生たちに大きな刺激を与えました。

質疑応答の時間には、多くの学生が手を挙げ、一つ一つ丁寧に回答をいただきました。

「政治の世界（松下政経塾提携講座）」は、早稲田大学卒・松下政経塾卒の政治家や経済人などを講師として迎え、実際の経験に基づくリアルな政治を学ぶ貴重な機会を提供しています。今後も、豊富な経験を持つ講師陣が登壇予定であり、グローバル化が進む今日において、「国家経営」のために必要なリーダーシップとは何かを受講生を交えて考察する機会となることを願っております。