9/30(日)のタイムテーブルが変更になっております。
2018年 比較法研究所は創立60周年を迎えます
【比較法研究所創立60周年記念国際シンポジウム】
持続可能な社会のための法を求めて
Law and Sustainability学の推進
日時:2018年9月29日(土)、30日(日)
会場:早稲田大学早稲田キャンパス27号館B2 小野記念講堂
このシンポジウムは、現代、我々が抱える問題を巨視的な視点からまずとらえ、次に具体的な事象において議論し、ふたたび巨視的な視点において集約しようとするものです。
マクロにもミクロにも、我々は社会の持続可能性を加速的に失っているのではないでしょうか。その自覚の少ないまま、我々が作り運用する法や制度は、持続可能性を加速的に滅失させる手段や因子になっていないでしょうか。法は一定の価値や思想によって作られ運用されます。我々は社会全体の持続可能性、次の世代の利益について十分に考慮して、それを法に織り込んで運用しているのでしょうか。
現代社会における法のあり方を、社会の持続可能性(現世代そして次世代、今日そして将来を見通した正義)の視点から批判的に省察するのが、このシンポジウムの課題であり、問いかけです。
創立60周年記念国際シンポジウム プログラム
1日目(9月29日)
9:00-9:10 | 開会の辞 中村民雄(早稲田大学 比較法研究所 所長) |
9:10-10:10 | 基調講演 「持続可能性と法ー環境法の視座ーSustainability and the Law」 クラウス・ボスルマン(オークランド大学) |
10:20-12:20 | 【環境クラスタ】 大塚直、進藤眞人(早稲田大学)、木村ひとみ(大妻女子大学) シャンドル・フロップ(ハンガリー国立公共サービス大学) |
13:30‐15:30 | 【ケア社会クラスタ】 岡田正則、菊池馨実、橋本有生、山口斉昭(早稲田大学) フィリップ・フェネル(カーディフ大学) |
15:45‐17:45 | 【土地利用クラスタ(農地)】 楜澤能生、文元春(早稲田大学) 陳小君、耿卓(広東外語外貿大学) |
2日目(9月30日)
9:00-10:10 | 基調講演 「ブロックチェーン・持続可能な金融制度と法」 Block Chain, Sustainable Financial System and Law ルーク・テヴェノ(ジュネーブ大学) |
10:20-12:20 | 【企業・企業行動クラスタ(金融)】 黒沼悦郎、久保田隆、渡辺宏之(早稲田大学) ルーク・テヴェノ(ジュネーブ大学) |
13:30‐15:00 | 基調講演 「持続可能な経済社会と企業法制」 Company Law and Sustainable Society and Economy 上村達男(早稲田大学) |
15:10‐16:00 | 総合討論 |
- プログラムはこちらからもご覧いただけます。
- 事前予約不要、どなたでもご参加いただけます。
- 問合せ:比較法研究所 03-5286-1807 [email protected]
参考
開催報告