School of Humanities and Social Sciences早稲田大学 文学部

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学部について

From the Dean

学部長挨拶

文学部長 嶋﨑 尚子

 早稲田大学文学部は、2007年に第一・第二文学部を改組して、文化構想学部とともに誕生しましたが、その歴史は長く、1890年の文学科創設にまでさかのぼります。そのなかで一貫して哲学系、文学系、史学系からなる学習・教育カリキュラムを提供してきました。最大の特徴は、人文科学領域における網羅性です。現在の18コースは、哲学系には、哲学にとどまらず広義に哲学から発した学問領域(心理学、社会学、教育学)を含んでいます。文学系には、日・中・英・仏・独・露の言語・文学・表現、ならびに表現メディアとして演劇・映像を、史学系には、美術・日本・アジア・西洋・考古とならび、2017年には中東・イスラーム研究が加わりました。また、語学教育としてスペイン・イタリア・朝鮮、さらに古典語も提供しています。

こうした学問や言語を学ぶには、初学者むけの基礎学習から始め、着実に理論と方法を身につけることが最も効果的です。文学部では、一年次に基礎的リテラシーと外国語を中心に学び、二年次からコースに進級し、専門講義・専門演習をそれぞれの学問に適したカリキュラムで学習していきます。これは「基礎を知り、専門を磨く」という基本に則っています。文学部での学びは、「知の蓄積を真摯に受けとめること」に始まります。そのためには先入見や私見から自由でなければいけません。そのうえで、現在という時代、さらには未来の時代での展開をみすえた考察が可能になるのです。

文学部での学習の集大成が3年次後期から着手する卒業論文作成です。卒業論文は、各自が学んできた専門領域の理論と方法、データを用いて、ひとつのテーマについて論じていく作業です。多くの学生にとっては人生で唯一の「学術論文」の作成となります。ちなみに、人生の折に触れて、自分の卒業論文を見返す卒業生も多いと聞いています。卒論作成は容易くはありませんが、卒論演習の場で、教員や仲間と議論しながら進める過程は刺激的です。この過程は、「人間・世界を深く探り、言語・文学・表現の本質を解明し、人間・社会を歴史的に究明する」という文学部での学習の神髄といえるでしょう。学部学生の卒業論文とはいえ、珠玉の作品も多くあります。皆さんの卒論は、当該の学問領域での新たな知の成果として確実に蓄積されています。私たち教員は、卒業論文作成という学習の醍醐味を多くの学生たちと共有し、刺激しあえることを誇りに思っています。

文学部での学習・研究は、「人間、社会と出会う」作業でもあります。この学習は、自分を含む人間や社会に対する絶対的な信頼の構築につながります。そのためには、学問上の知識を現実社会での経験に結びつける作業が必須です。そして、この作業は多くの場合、教室や図書館を離れて、日常での自らの活動や仲間たちとの広範な交流のなかでなされています。文化構想学部と文学部には、毎年多くの学生が入学します。皆さんが歩む学習や思考の過程はキャンパスに幾筋もの軌道となって、次の学生たちへと確実に引き継がれていくのです。

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