伝統的領域を深め未来につなげる「文学部」。
1年次の基礎教育を経て、2年次からのコースへ進級する「1・3制カリキュラム」を導入しています。1年次では資料検索のノウハウ・論理的思考能力・表現能力の基礎を養う基礎演習・基礎講義と共に、必修英語に加え、基礎外国語として、フランス語・ドイツ語・ロシア語・中国語・スペイン語・イタリア語・朝鮮語・アラビア語から1言語を選択・履修します。そして2年次以降、徹底したきめ細かな少人数教育による専門演習を選択し、18コースに分かれ専門性を磨いていきます。また、同分野を研究する教員が文学部・文化構想学部間の学部を超えて交流することで、充実したカリキュラムを提供しています。さらに、様々なテーマを立体的に探究する多彩なブリッジ科目も履修することができます。
このように文学部には、知的好奇心を満たす学びのシステムが用意されています。
「文学部」は、1年次は論系・コースに所属せず、独自の基礎教育で土台を固め、2年次から専門課程(コース)へ進級する「1・3 制」を導入しています。
基礎教育は、広範な人文科学、文化科学の世界へのガイダンス・アカデミック・リテラシー(学問の土台となる調査・思考・表現の能力)の養成のため に編成された「基礎演習」と「基礎講義」、さらに「英語」、「基礎外国語(フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語、スペイン語、イタリア語、朝鮮語、アラビア語)」から構成されます。
2年次からの専門課程では、多様で質の高い演習で専門の学問を深め、4年次にその成果(卒業論文)を作成し、学業の集大成とします。
文学部では1年次に、2年次以降のコース進級を踏まえた多彩な学問との出会いが体験できる基礎演習・基礎講義があります。人文科学を学ぶ上でのスタディスキルを身につける基礎演習は、教員の論文も題材となり、専門に進んだ時に必要な文献の探し方、読み方、レポートの書き方などきめ細かい指導を行います。
基礎講義は、「オンデマンド型授業」で、2年次に進級するコースの内容をひと通り概観し、各自が「何を学びたいか」をインターネットを通じて学びます。
「文学部」と「文化構想学部」は外国語科目と講義科目を共通化して、これらを「ブリッジ科目」と命名しました。 「ブリッジ科目」は、両学部をあわせたスケールメリットを最大限に生かし、人文科学、文化科学の古典から新領域分野まで約1,000という他に類を見ない科目 群によって構成されます。
「ブリッジ科目」は所属の論系、コースの枠を超えて履修することができます。みなさんの学びたい科目がきっとみつかるはずです。
「文学部」では専門課程で充分に活用できる外国語能力の獲得を目指し、1年次と2年次に英語:通年週1コマ、1年次に基礎外国語(フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語、スペイン語、イタリア語、朝鮮語、アラビア語から1言語選択):通年週4コマを必修としており、重点的かつ有機的なプログラムを展開します。
外国語を学ぶ目的は、多様です。2年次よりは、各人の目的、興味に従い、自分自身で体系的な学習がデザインできるように、留学、資格、大学院進学を目指す方のための科目や、芸術、歴史、文化、社会などの分野別の科目など、多彩な選択科目を開講します。
ブリッジ科目によってスケールの大きな学びの世界を実現する一方、演習、外国語などの科目では少人数制できめ細やかな教育を行います。
教員と学生、そして学生同士の対話を引き出すコミュニケーション重視の学び舎が待っています。
学部・学年にとらわれず、全学生が学ぶことができるのが「オープン科目」。その数は3,000以上あり、各学部のほか、オープン教育センターや他大学など、さまざまな機関から提供されています。語学科目やテーマスタディ、テーマカレッジ、ボランティア、インターンシップでの科目を含め、人文・社会・自然科学の基礎から、ITリテラシー、最新のトピックスまで幅広い分野をカバー。
学部の枠組みを越えて自分の学びたいことを学び、新たな「知」の世界を体験してください。