新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
学生ライターの丸山由生奈です。
さて入学してからやることの一つに「時間割を決める」ということがあるのではないでしょうか。私が一年生だった時は、何か新しいことにチャレンジしてみたいけれど、どのような軸に沿って授業を選べばいいのかわからない!と不安に思ったりしていました。きっと新入生のみなさんの中にも同じように思っている人がいるはずです。私の場合は『教職課程』の履修をすることで、この不安を解消することができました。今回は私の経験や時間割をもとに『教職課程』についてお話していきます。
まずみなさんは早稲田大学文化構想学部・文学部では中高の教員免許がとれるということを知っていますか?
実は全てのコース・論系から取得することが出来ます。(一部、特定のコースでしか取得できない教科があります)私は高校時代にお世話になった先生が早稲田出身で「早稲田で勉強してあの先生みたいになりたい」という思いがありました。そこで今は所属する文学部の専門の勉強に加えて教職課程を履修しています。
でも先輩などからの話で教職についてこんなことを感じている人はいませんか。
「忙しくなって自分の時間をとれなくなるのでは?」
確かに私も入学前に教職の忙しさについてみなさんと同じような不安がありました。でも実際のところはどうなのか、みなさんは見たり聞いたりしたことがあるでしょうか。
ここで私の時間割を大公開!こちらは1年生の春学期のものです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
1 | 教育心理学 | 教職論 | フランス語 | |||
2 | フランス語 | EGC | ||||
3 | 生徒指導論 | フランス語 | 法学原論 | 必修基礎演習 | 演劇の鑑賞と理解 | |
4 | フランス語 | 特別活動論 | ||||
5 |
私は今、教職に関わる勉強として中高国語科の教員免許と学校図書館司書教諭の資格という2つの勉強をしています。その勉強を軸にして教育学部の授業を履修したり、専門の授業を選んだりすることができるので、時間割が決めやすいです。確かに教職課程を履修していない人と比べると少し多いかもしれませんが、意外と空き時間があるということがわかると思います。ただ、教職に関わる授業の多くは戸山キャンパスから早稲田キャンパスまで移動して受けます。そこで細かく移動する必要が無いように、午前か午後にまとめて受講できるように時間割を考えたり、移動しやすいようにヒール無しか低めの靴を選ぶといった工夫もしています。
※また実は私が実際に教職課程を履修するようになって気が付いたことがあります。それは他学部の友人が多くなるということです。授業には教育学部・文化構想学部・文学部以外にも様々な学部から、教員免許を取りたいという同じ気持ちを持った学生が集まっています。戸山キャンパスの中の授業だけでは出会えなかった人と出会ったり意見をもらえたりすることで新たな発見もできます。※
このように『教職課程』の勉強はきっと、今みなさんが思っているほど、大変だったり忙しかったりするものではありません。そして得られるものも大きいと私は感じています。
一年生からでなくても教職の履修を始めることは可能ですが、私の経験から考えると一年生のうちから始めることができれば無理のない時間割で履修を進めることができるはずです。大学生活スタートをきっかけとした新たなチャレンジとして、『教職課程』の履修をしてみませんか?
(学生ライター:文学部3年 丸山由生奈)
《学生ライター記事企画Back Number》
文構・文の基礎外国語が面白い!
どうして戸山にキャンパスが? 文キャンひすとりー(1)
教授に訊く!「“いろんな”を持つ学生であれ」(重松 清 先生インタビュー)