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本プログラムは、宿泊なしの5日間の凝縮した通学型プログラムです。毎年統一テーマを設定し、それに沿った「ライブケース:実際の企業事例のレクチャー」、「グループ・ディスカッション」、「全体討議とまとめ」から成っています。今年のテーマは『ブルーオーシャン戦略の応用』です。競合企業のいないブルーオーシャンをいかにして見つけるか、またそこで、優位性をいかに持続し続けていくかが、メインテーマになります。
ブルーオーシャンに関連した書籍は多数出版されていますが、事例を紹介するだけのものも多く、また後付け的にブルーオーシャンと名づけていると感じている方も多いと思います。
本プログラムでは、ブルーオーシャンを専門に研究している講師も配し、実際のブルーオーシャン戦略の構築方法、ブルーオーシャン戦略をとった企業が、どのようにして優位性を発揮し続けているかを探究していきます。
なおライブケースとは、紙のケースとは違い、当該企業で事業を推進してきた方に直接お話しして戴き、それに対する質疑応答も含めてケースとみなし、それに設問を設定し、グループ討議をし、そしてそれらを全体討議で深めていくやり方です。ビジネススクールや企業研修で使われる紙のケースの有用性は高いですが、紙のケースでは、どうしてもケース作成に時間がかかり、そのためケースが完成した頃には、情報が陳腐化してしまうリスクもはらんでいます。一方ライブケースでは、過去の事実を伝えるだけでなく、現状、場合によっては将来の見通しについても情報に含まれるため、文字通り、“生きたケース”として議論を進めることができます。
お忙しい方が、5日間のセミナーで缶詰になるのは大変だと思いますが、積極的に参加して戴くことにより、日々の実務を超えて発想を広げて戴けることを狙い、プログラムを組んでみました。
是非、多様な受講生と共に5日間、ケースを楽しみながらスキルを磨いていきたいと思います。積極的にご発言戴ける方のご参加を、希望しております。
多様な分野のビジネス経験、コンサルティング経験を持つ早稲田大学ビジネススクールの講師陣が提供する企業の幹部向けプログラムです。
参加者は定員25名で、多様な企業の受講生が参加されています。また、ケース・ディスカッションは各社混合のグループワークにより行います。講義も一方的なものではなく、インタラクションを重視し、受講生の積極的な参加を求めています。
ケースの個人予習をもとに、当日はそのケースの討議を徹底して行います。また、経営者の講演と講師陣による講義の組み合わせで構成されています。
普段直接話を聞く機会の少ない現役の経営者による講演により、ケースや講義が机上にとどまらず、より実践的かつ深い理解につながります。
この5日間のプログラムによって、日々の実務を超えて集中的に考え、学ぶことにより、現場で活用することのできる経営発想能力を養うことを目指しています。
1日目 | 講師:山田 英夫 テーマ:「ビジネスモデルの再構築」 ビジネスモデルというと、GAFAに代表されるICTやバイオ等のハイテク分野の企業を連想される方が多いと思います。 しかしビジネスモデルの再構築が必要なのは、成熟業界の企業です。 これまでの同質的競争では利益率が低下し、多くの企業は新たなビジネスモデルを模索しています。初日はそこに焦点をあてます。 ケース:「ブリヂストンのリトレッド事業」 ブリヂストンは、タイヤの擦り減った部分だけ交換するリトレッド事業を始めると共に、タイヤを販売せず、メンテナンスを含めてサポートする事業を始めました。昨今言われるサブスクリプション・モデルです。このビジネスモデルの成功要因、課題を探っていきます。 講義:「ビジネスモデルの再構築」 成熟業界に位置する企業が、ビジネスモデルを再構築するための方法論を、日本企業の多くの事例を通じて、学んでいきます。 |
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2日目 |
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3日目 | 講師:井上 達彦 テーマ:「新市場創造に向けたビジネスモデルのつくり方」 戦略的な 「ビジネスモデルのつくり方」 について紹介します。逆転や模倣といった発想法からビジネスモデルの「横展開」まで、ブルーオシャン戦略にかかわる新市場開拓の方法について扱う予定です。 ミニワークやケースディスカッションを織り交ぜながら発想や思考のポイントを学んでいただきます。 ケース:「AIが切り開く新しいビジネス」(予定) HEROZ株式会社代表取締役社長 林 隆弘氏 講演:「HEROZのビジネスモデル」(予定) HEROZのビジョンは「AI革命を起こし、未来を創っていく」というものです。これまで、将来に向けたAIサービス提案を行ってきました。このケースでは、林さんたちがどのようなビジョンと発想で ビジネスモデルを構築したのかを紹介します。その上で、今後、未来に向けてどのような市場を切り開くべきかを一緒に考えていきましょう。 |
4日目 | 講師:植岡 敬典 テーマ:「成熟市場におけるビジネスモデル革新による成長戦略」 成長が鈍化した成熟市場において、事業を成長させるために必要なビジネスモデルの革新のあり方、着眼点、具体的な方策を考えていきたいと思います。 ケース:「サイクルベースあさひ」 旧来のビジネス構造では成長が望めなくなった業界において、ビジネスモデルを革新したことで、成長を実現した企業の成功要因を明らかにします。 講演:調整中 |
5日目 | 講師:池上 重輔 テーマ:「グローバル企業と国際経営」 我々のビジネスを取り巻く環境が複雑に変化する中、皆さんの中にはそもそもグローバルビジネスが自社に関係があるのかという方もいれば、海外でのビジネスを更に推し進めるために日夜奮闘されている方もおられると思います。本講議では中長期視点から今自社がグローバルビジネスをどのようにとらえるべきかという論点から、海外でビジネスモデルイノベーションが必要なのはどのような時か、そのためには何に留意する必要があるか等をインタラクティブレクチャー、ケーススタディ、ゲストセッションを組み合わせながらセッションを行います。日本企業の事例のみでなく、海外企業の事例を種々とりまぜながら、グローバル戦略・組織に関して包括的に議論をすすめてゆきます。 ケース:「ラファージュ:フランスのセメント会社から世界のリーダーへ」 フランスの大手グローバル素材会社であるラファージュを題材に、グローバル企業とは何か、グローバル経営の要諦とは何かを議論します。 講演:認定NPO法人Malaria No More Japan 理事(元 住友化学株式会社 ベクターコントロール事業部長)水野 達男氏 |
※内容は一部変更になることがあります。あらかじめご了承ください。
9:30-10:30 | 講義(問題提起) |
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10:30-12:00 | グループ討議 |
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12:00-13:00 | 昼食 |
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13:00-15:00 | 全体討議 |
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15:00-17:00 | 講義 |
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17:00-17:30 | まとめ |
※初日は 10:00 始まり。初日はウェルカムパーティ、最終日は修了パーティがあります。
主催 | 早稲田大学ビジネススクール(早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター) |
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対象 | 経営層を目指す中堅幹部以上の方〔部長・課長クラス〕以上の方 |
定員 | 25名※定員に達し次第、締め切らさせていただきます。 |
期間 | 2021年7月12日(月)~7月16日(金) |
会場 | 早稲田大学 早稲田キャンパス26号館大隈記念タワー7階 東京都新宿区早稲田鶴巻町516-1 |
実施方法 | 通学による全日制※本講座は対面実施を予定しておりますが、新型コロナウイルス感染症の今後の動向によっては、オンライン実施へ変更する可能性があります。 |
受講料 | 1名 460,000円(税抜、教材・昼食・パーティ代等含) ※お申し込み後にキャンセルされる場合、以下の手数料を申し受けます。 1)講座初日より21日にあたる日以前のキャンセル:無料、2)20日~8日前まで:受講料の20%、3)7日~2日前まで:受講料の30%、4)前日:受講料の40%、5)当日(6)を除く):受講料の50%、 6)プログラム開始後のキャンセルまたは無連絡不参加:受講料の全額 |
お問合せ先 | 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター エグゼクティブプログラム事務局 (株)早稲田大学アカデミックソリューション 〒169-0071 東京都新宿区西早稲田1-9-12 大隈スクエアビル2F TEL:03-5285-0265 FAX:03-5291-7730 E-mail :[email protected] |
以下より「エグゼクティブプログラム(企業革新戦略講座)パンフレット」のダウンロードが可能です。上記ご案内と合わせてご参照ください。