Executive Program: Enterprise Innovation Strategy Course
エグゼグティブプログラム(企業革新戦略講座)
概要
本プログラムは、宿泊なしの3日間の凝縮したプログラムです。毎年統一テーマを設定し、それに沿った「ライブ・ケース:実際の事業担当者から事例を講義した後、受講者で討議」を中心に、「紙のケースメソッド」、「全体討議とまとめ」から成っています。
今年のテーマは、『ビジネスモデルの再構築』です。ビジネスモデルに関しては、GAFAMなどの先端企業のビジネスモデルが有名ですが、本当に難しいのは、成熟企業がビジネスモデルを変革していくことです。多くの企業でその必要を認識していても、いざ実践に移そうとすると、本業のしがらみなどから、上手く行かないケースが散見されます。
ビジネスモデルに関連した書籍も多数出版されていますが、ビジネスモデルの構成要素を抽出したり、フレームワークを掲げたり、ビジネスモデルの型を紹介するだけのものが多く、どのように収益に結び付くビジネスモデルを構築するのか、また既存のビジネスモデルとどう両立させていくのかに関しては、未だ確立されたものはありません。
本プログラムでは、ビジネスモデルを革新し、収益化することを実践してきた企業の経営者・担当者をお招き し、そのプロセスを受講生の方と一緒に学んでいこうと思います。現場で実践されてきた方による講演と質疑応答、ディスカッションを通じ、問題意識をすり合わせながら討議を進めていく「ライブ・ケース」の方法により、机上の理論にとどまらない実践的な経営能力の向上を狙っています。
お忙しい方が、3日間のセミナーで缶詰になるのは大変だと思いますが、積極的に参加して戴くことにより、日々の実務を超えて発想を広げて戴けることを狙い、プログラムを組みました。また毎日組み換えられるグループ討議でのディスカッションを通じ、異業種交流の機会もあります。
是非、多様な受講生と共に3日間、ケースを楽しみながら、ビジネス・スキルを磨いていきたいと思います。積極的にご発言戴ける方のご参加を、希望しております。
プログラムの5つの特長
1.実務経験を持つ講師陣
多様な分野のビジネス経験、コンサルティング経験を持つ早稲田大学ビジネススクール講師陣を中心に提供する企業の幹部向けプログラムです。
2.少人数・多様な受講生によるグループワーク
参加者は定員30名で、多様な企業の受講生が参加されています。また、ケース・ディスカッションは各社混合のグループワークにより行います。講義も一方的なものではなく、インタラクションを重視し、受講生の積極的な参加を求めています。
3.ケーススタディ・経営者の講演・インタラクティブな講義の3層構造
ケースの個人予習をもとに、当日はそのケースの討議を徹底して行います。また、経営者の講演と講師陣による講義の組み合わせで構成されています。
4.経営者の生の声を直接聞ける機会
普段直接話を聞く機会の少ない現役の経営者による講演により、ケースや講義が机上にとどまらず、より実践的かつ深い理解につながります。
5.短期集中による経営発想能力の向上を目指します
この3日間のプログラムによって、日々の実務を超えて集中的に考え、学ぶことにより、現場で活用することのできる経営発想能力を養うことを目指しています。
カリキュラム
ケース・講演のポイント
| 1日目 | 講師:山田 英夫 ビジネスモデルというと、GAFAに代表される ICTやバイオ等のハイテク分野の企業を連想される方が多いと思います。しかしビジネスモデルの再構築が必要なのは、成熟業界に位置する企業です。これまで日本企業が得意としてきた同質的競争では利益率が低下し、多くの企業は新たなビジネスモデルを模索しています。初日はそこに焦点をあてます。 ケース:「TOPPANのシュフー事業」 TOPPANは日本を代表する印刷会社であるが、デジタル化の進展と共に、近年大きくビジネスモデルの再編成を進めている。本セミナーでは、従来の折り込みチラシに代わる電子チラシ事業「シュフー」を立ち上げた責任者をお招きし、以下の3段階で事例を紹介頂く。(1)0→1:印刷会社の中で、“印刷しない事業”の提案を通すまでのビジネスプランと障壁。(2)1→10:企業の外に味方をつける。(3)10→100:本体の組織、評価システム、ビジネスモデルの再構築。100年以上の歴史の中で社名から印刷という文字を外した事業変革とは、今後の新しいビジネスモデルについても解説頂く。 講演:「TOPPANのシュフー事業」 事業創造からビジネスモデルの再構築まで TOPPANデジタル株式会社 DXデザイン事業部 事業推進センター 流通DX推進本部 チーフエバンジェリスト くらしメディアデザイン合同会社 代表 山岸 祥晃氏 講義:「ビジネスモデルの再構築」 成熟業界に位置する企業が、ビジネスモデルを再構築するための方法論を、日本企業の多くの事例を通じて、学んでいきます。 |
|---|---|
| 2日目 |
講師:井上 達彦
テーマ:「ビジネスモデルと競争戦略」 競争戦略の本質というのは、いかにして戦うかにはありません。一般的には、「いかにして戦うか」の長期的な計画だと思われがちですが、競争戦略論では逆の発想をします。すなわち、長期的な時間幅で「いかにして戦わないようにするか」を考え抜くことにあるわけです。この発想をつきつめると、差別化戦略にたどりつきます。とくに事業の仕組みによって裏打ちされた差別化は、あまり目立つことはありませんが、一旦その優位を築くと長持ちします。この講演では、時代の先端をいくEAGLYS株式会社の秘密計算とAIのソリューション事業を紹介します。最新の秘密計算とAI技術を活用すれば、持続的競争優位をもたらす差別化への道が切り開かれることでしょう。
講演:「秘密計算とAIの技術を競争優位に活かす」
EAGLYS株式会社 代表取締役社長 今林 広樹氏
|
| 3日目 | 講師:池上 重輔 テーマ:「企業革新」(予定) 新しいビジネスモデルや戦略を考案したとしても、その新たな方向性に合意を取り、その実行に必要な組織能力を適切なタイミングで構築しなくては企業革新は実行できません。本セッションではどのように企業を変革してゆけばよいのかを議論してゆきます。その際にミドルの立場でどのように変革をしかけるのかという観点も取り入れて進めます。 ケース:「GEのデジタル・トランスフォーメーション:失敗の要因は何だったのか」(予定) GEが試みたデジタル化への変革と、それに伴う困難の検証を通じ、GEの経験から広く企業における変革の構想について考えます。 B2B・サービスマーケティング、インダストリアルインターネット (プラットフォームビジネス)の視点を織り込み、デジタルだけに特化しない形で企業革新をテーマにレクチャーを行います。グループワークでは、GEがトランスフォーメーションをどのように進めれば成功したかなどを討議し、自社におきかえて、考察を深めていきます。 講演:「富士フィルムの変革実践」(予定) 元 富士フイルム株式会社 取締役/常務執行役員・R&D統括本部長 株式会社たすきづな 代表取締役 柳原 直人氏 |
※内容は一部変更になることがあります。あらかじめご了承ください。
スケジュール <標準的な例>
| 9:30-10:30 | ライブ・ケース(問題提起) |
|---|---|
| ↓ | |
| 10:30-12:00 | グループ討議 |
| ↓ | |
| 12:00-13:00 | 昼食 |
| ↓ | |
| 13:00-15:00 | 全体討議 |
| ↓ | |
| 15:00-17:30 | まとめの講義 |
※最終日は修了式があります。
2026年度募集要項
開催要項
| 主催 | 早稲田大学ビジネススクール(早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター) |
|---|---|
| 対象 | 経営層を目指す中堅幹部〔部長・課長クラス〕以上の方 ※同業の方のご参加はお断りする場合がございます。 |
| 定員 | 30名 ※定員に達し次第、締め切らせていただきます。 |
| 期間 |
2026年7月29日(水)~7月31日(金)
|
| 実施方法 |
通学による全日制
|
| 会場 | 早稲田大学早稲田キャンパス26号館大隈記念タワー8階 東京都新宿区早稲田鶴巻町516-1 (予定) |
| 受講料 |
1名 550,000円(税抜価格500,000円、教材・昼食・懇親会代等含、消費税額等50,000円)
※お申し込み後にキャンセルされる場合、以下の手数料を申し受けます。
1)講座初日より21日にあたる日以前のキャンセル:無料、2)20日~8日前まで:受講料の20%、3)7日~2日前まで:受講料の30%、4 )前 日:受講料の40%、5)当日(6)を除く):受講料の50%、 6)プログラム開始後のキャンセルまたは無連絡不参加:受講料の全額
|
| 申込方法 | 受講希望 受付フォームから空き状況をご確認ください。
■受講希望 受付フォーム: |
| お問合せ先 |
早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター エグゼクティブ研修事務局
(株)早稲田大学アカデミックソリューション
〒169-0071 東京都新宿区西早稲田1-9-12 大隈スクエアビル2階
TEL:03-3208-7866
E-mail:[email protected]
|
資料
以下より「エグゼクティブプログラム(企業革新戦略講座)パンフレット」のダウンロードが可能です。上記ご案内と合わせてご参照ください。
>企業派遣(人事・研修担当者の方)
>個人参加の方