Institute for Business and Finance早稲田大学 ビジネス・ファイナンス研究センター

Executive Education

エグゼグティブ教育

Executive Program: Enterprise Innovation Strategy Course

エグゼグティブプログラム(企業革新戦略講座)

2025年度のお申込受付を開始しました!

下記の仮予約お問合せフォームから空き状況をご確認いただき、その後お送りする参加申込フォームよりお申込みいただけますと幸いです。
仮予約フォーム:https://forms.gle/JFAM2fSmB8QEMAYy6

概要

本プログラムは、宿泊なしの3日間の凝縮したプログラムです。毎年統一テーマを設定し、それに沿った「ライブ・ケース:実際の事業担当者から事例を講義した後、受講者で討議」を中心に、「紙のケースメソッド」、「全体討議とまとめ」から成っています。
今年のテーマは、『ビジネスモデルの再構築』です。ビジネスモデルに関しては、GAFAMなどの先端企業のビジネスモデルが有名ですが、本当に難しいのは、成熟企業がビジネスモデルを変革していくことです。多くの企業でその必要を認識していても、いざ実践に移そうとすると、本業のしがらみなどから、上手く行かないケースが散見されます。
ビジネスモデルに関連した書籍も多数出版されていますが、ビジネスモデルの構成要素を抽出したり、フレームワークを掲げたり、ビジネスモデルの型を紹介するだけのものが多く、どのように収益に結び付くビジネスモデルを構築するのか、また既存のビジネスモデルとどう両立させていくのかに関しては、未だ確立されたものはありません。
本プログラムでは、ビジネスモデルを革新し、収益化することを実践してきた企業の経営者・担当者をお招き し、そのプロセスを受講生の方と一緒に学んでいこうと思います。現場で実践されてきた方による講演と質疑応答、ディスカッションを通じ、問題意識をすり合わせながら討議を進めていく「ライブ・ケース」の方法により、机上の理論にとどまらない実践的な経営能力の向上を狙っています。
お忙しい方が、3日間のセミナーで缶詰になるのは大変だと思いますが、積極的に参加して戴くことにより、日々の実務を超えて発想を広げて戴けることを狙い、プログラムを組みました。また毎日組み換えられるグループ討議でのディスカッションを通じ、異業種交流の機会もあります。
是非、多様な受講生と共に3日間、ケースを楽しみながら、ビジネス・スキルを磨いていきたいと思います。積極的にご発言戴ける方のご参加を、希望しております。

プログラムの5つの特長

1.実務経験を持つ講師陣

多様な分野のビジネス経験、コンサルティング経験を持つ早稲田大学ビジネススクール講師陣を中心に提供する企業の幹部向けプログラムです。

2.少人数・多様な受講生によるグループワーク

参加者は定員25名で、多様な企業の受講生が参加されています。また、ケース・ディスカッションは各社混合のグループワークにより行います。講義も一方的なものではなく、インタラクションを重視し、受講生の積極的な参加を求めています。

3.ケーススタディ・経営者の講演・インタラクティブな講義の3層構造

ケースの個人予習をもとに、当日はそのケースの討議を徹底して行います。また、経営者の講演と講師陣による講義の組み合わせで構成されています。

4.経営者の生の声を直接聞ける機会

普段直接話を聞く機会の少ない現役の経営者による講演により、ケースや講義が机上にとどまらず、より実践的かつ深い理解につながります。

5.短期集中による経営発想能力の向上を目指します

この3日間のプログラムによって、日々の実務を超えて集中的に考え、学ぶことにより、現場で活用することのできる経営発想能力を養うことを目指しています。

カリキュラム

ケース・講演のポイント

1日目 講師:山田 英夫
テーマ:「ビジネスモデルの再構築」
ビジネスモデルというと、GAFAに代表される ICTやバイオ等のハイテク分野の企業を連想される方が多いと思います。
しかしビジネスモデルの再構築が必要なのは、成熟業界の企業です。これまで日本企業が得意としてきた同質的競争では利益率が低下し、多くの企業は新たなビジネスモデルを模索しています。初日はそこに焦点をあてます。
ケース:「ブリヂストンのリトレッド事業」
ブリヂストンは、タイヤの擦り減った部分だけ交換するリトレッド事業を始めると共に、タイヤを販売せず、メンテナンスを含めてサポートする事業を始めました。昨今言われるサブスクリプション・モデルです。このビジネスモデルの成功要因、課題を探っていきます。
講義:「ビジネスモデルの再構築」
成熟業界に位置する企業が、ビジネスモデルを再構築するための方法論を、日本企業の多くの事例を通じて、学んでいきます。
2日目
講師:井上 達彦
テーマ:「ビジネスモデルと競争戦略」
ケースメソッドというのは、経営者の立場になって意思決定課題に取り組む、いわばロールプレイングゲームのようなものです。これによってリアルな状況で当事者意識をもって知識と経験を総動員して討議することで経営能力を高めることができます。しかし、ケース教材にはもう一つの隠された活用法があります。それがアナロジーの発想による戦略策定です。この講義では、アナロジー思考によって競争戦略とビジネスモデルを策定し、描き出すための手法を紹介します。価値を生み出すためのバリュードライバーについて解説し、競争戦略と組織戦略の両面から、株式会社良品計画の事例を読み解くための視点を提供します。
講演:「良品計画の経営戦略について」(予定)
株式会社良品計画 執行役員 経営企画部管掌 宝地戸 健太氏
3日目 講師:池上 重輔
テーマ:「企業革新」(予定)
新しいビジネスモデルや戦略を考案したとしても、その新たな方向性に合意を取り、その実行に必要な組織能力を適切なタイミングで構築しなくては企業革新は実行できません。本セッションではどのように企業を変革してゆけばよいのかを議論してゆきます。その際にミドルの立場でどのように変革をしかけるのかという観点も取り入れて進めます。
ケース:「GEのデジタル・トランスフォーメーション:失敗の要因は何だったのか」(予定)
GEが試みたデジタル化への変革と、それに伴う困難の検証を通じ、GEの経験から広く企業における変革の構想について考えます。
B2B・サービスマーケティング、インダストリアルインターネット (プラットフォームビジネス)の視点を織り込み、デジタルだけに特化しない形で企業革新をテーマにレクチャーを行います。グループワークでは、GEがトランスフォーメーションをどのように進めれば成功したかなどを討議し、自社におきかえて、考察を深めていきます。
講演:「富士フィルムの変革実践」(予定)

元 富士フイルム株式会社 取締役/常務執行役員・R&D統括本部長
株式会社たすきづな 代表取締役 柳原 直人氏

※内容は一部変更になることがあります。あらかじめご了承ください。

スケジュール <標準的な例>

9:30-10:30 ライブ・ケース(問題提起)
10:30-12:00 グループ討議
12:00-13:00 昼食
 ↓
13:00-15:00 全体討議
15:00-17:30 まとめの講義

※最終日は修了式があります。

2025年度募集要項

開催要項

 

主催 早稲田大学ビジネススクール(早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター)
対象 経営層を目指す中堅幹部〔部長・課長クラス〕以上の方                                         ※同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
定員 25名 ※定員に達し次第、締め切らせていただきます。
期間
2025年7月16日(水)~7月18日(金)
実施方法
通学による全日制
※本講座は対面実施を予定しておりますが、新型コロナウイルス感染症の今後の動向によっては、オンライン実施へ変更する可能性があります。
会場 早稲田大学早稲田キャンパス26号館大隈記念タワー7階 東京都新宿区早稲田鶴巻町516-1 (予定)
受講料
1名 550,000円(税抜価格500,000円、教材・昼食・懇親会代等含、消費税額等50,000円)
※お申し込み後にキャンセルされる場合、以下の手数料を申し受けます。
1)講座初日より21日にあたる日以前のキャンセル:無料、2)20日~8日前まで:受講料の20%、3)7日~2日前まで:受講料の30%、4 )前 日:受講料の40%、5)当日(6)を除く):受講料の50%、 6)プログラム開始後のキャンセルまたは無連絡不参加:受講料の全額
申込方法 仮予約お問合せフォームから空き状況をご確認ください。
その後お送りする参加申込フォームからお申込みください。(写真添付)                                 ■仮予約お問合せフォーム:https://forms.gle/JFAM2fSmB8QEMAYy6
お問合せ先
早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター エグゼクティブ研修事務局
(株)早稲田大学アカデミックソリューション
〒169-0071 東京都新宿区西早稲田1-9-12 大隈スクエアビル2階
TEL:03-3208-7866

資料

以下より「エグゼクティブプログラム(企業革新戦略講座)パンフレット」のダウンロードが可能です。上記ご案内と合わせてご参照ください。

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