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写真部と絵画会が初のコラボ。合作も展示中『ワセダを切り取れ!レンズと額縁展』【Museum Week2023】

今回のMuseum Week2023では、初めての学生展示企画として、『ワセダを切り取れ!レンズと額縁展』を開催しています。
絵画会と写真部がそれぞれの作品を展示するほか、今回のために合同で制作した作品も展示しています。様々な角度から切り取られた「ワセダ」の魅力を、ぜひご覧ください。

◆ 場所 ワセダギャラリー(27号館地下1階)、ショーウィンドウ(27号館)
◆ 会期 2023年5月15日(月)~26日(金)

開催によせて(一部抜粋)

ワセダギャラリーでは「わたしにとってのワセダ」をテーマに、各サークルが作品を製作しました。部員各々の感性で、早稲田大学のみに留まらない「ワセダ」を切り取っています。一方で1Fショーウィンドウでは、絵画会と写真部による合同作品を展示しています。写真部部員による写真に、絵画会部員がアナログ、デジタルにてイラストを書き足すというものです。
今回合同展示を行うにあたって、「絵にできることはなにか」「写真にできることはないか」という、絵画と写真が持つ可能性について考えを深めながら作成制作にあたりました。ジャンルを超えた繋がりを通して得られる刺激は、得もいわれぬものです。じっくりと鑑賞してみることで、みなさんにとっても「予想外が待っている」ことでしょう。どうぞごゆっくりと「ワセダを切り取れ!レンズと額縁展」をお楽しみください。(写真部・絵画会)

展示風景

合同作品の一部をご紹介

絵画会作者:写真の構成が素晴らしかったので、ペイントはあくまで補助的な役割にするべきだと思いました。一目見て、日常の中にウェディング姿の新郎新婦が闊歩する、異物混入的な面白みに惹かれました。そこで、その白いドレスが日常に侵食し周りを巻き込んで行くようなイメージにしたいと思いました。ヴェールから蜘蛛の糸が伸び、インクが垂れるという「侵食」を表現しました。
既に意味を内包する写真という作品に、さらに意味を付け足すのが今回の合作で面白かったところです。それは写真に対して失礼かと最初は戸惑いましたが、写真の良さと意味を考え、自分なりに新たな物語を添えることができたのは良い経験であり、この写真がさらに好きになりました。

写真部作者: 隅田川沿いより。思いがけず嬉しいハレの日を視認し撮影しました。余白の要素が多い写真なので、どのようになるか楽しみにしていました。絵画会さんとの合作では、花嫁が実は妖怪で、通行人を捕食しようとしているのでしょうか … ユーモアがあって面白い!橋から滴り落ちる液体もリアルです!
自分の写真が、新たな観点から再構築されるのは初めての体験だったのでとても楽しかったです。

絵画会作者: 写真に描き込ませていただくのは初めての経験で、緊張しつつとても新鮮でした。写真が捉える美しい光と影に対して、絵が生み出す光と影は色彩であると思ったので、写真と絵、モノクロと色が対になるようにしてみました。

写真部作者: シルエット写真の横に絵を描く人を描いていただくことで元の写真にはなかったイメージがかき立てられる作品になったと思います。白黒の写真に赤を基調とした絵は非常に映えて目を引く作品になったなと思います。

 

この展覧会でしか見ることのできない作品です、是非ワセダギャラリー・ショーウィンドウへ足をお運びください。(入場無料・どなたでもご自由にご見学いただけます)

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Museum Week 2023 -予想外が待っている-

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