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学生注目!【村上春樹ライブラリーカフェ】の経営者を募集します!

募集要項

1.村上春樹ライブラリーとは?

村上春樹さんが、小説作品や資料、さらには海外で翻訳された書籍、蒐集した数万枚のレコード等を早稲田大学へ寄贈して下さることが契機となった取り組みです。これらを整理・保管して皆様にもご覧頂くことで、世界中の村上文学の愛好者ならびに国際文学の研究者たちが、新たに「村上春樹文学」「国際文学」「翻訳文学」の研究に取り組める環境をつくりたい。そんな願いから、正式名称は「国際文学館」、愛称は「村上春樹ライブラリー」と名付けました。館内には、研究者のための資料室やセミナースペース、オーディオスペース等も計画されています。場所は坪内博士記念演劇博物館に隣接する4号館(早稲田キャンパス内)で、建築家隈研吾氏によって斬新なリノベーションを施し、2021年秋に開館予定です。

画像提供:隈研吾建築都市設計事務所(本ページ内パース画像全て)

2.カフェについて

村上春樹ライブラリーの館内にはカフェを併設予定で、隈研吾さんならではの木を多用した温もりあるデザインとなっています。また、このライブラリーの特徴である大きな階段の本棚から、自由に本を手に取って読んで頂ける予定です。

そして今回、このカフェの経営を学生の皆さんにお任せする運びとなりました。村上春樹さんは、第一文学部のご卒業です。実は、学生時代に奥様とジャズ喫茶を開業し、専業作家となるまで経営されていました。今回学生の皆さんに提供するのは、その追体験とも言えるようなまたとない機会であり、早稲田大学としても初の試みです。

学生にカフェの経営を任せる?!

この前代未聞の企画を、何としても形にしたいと考えた私たちは、カフェの経営をされている平井幸奈さん(2015年政経卒 株式会社フォルスタイル代表取締役)にまずお話を伺うことにしました。決して甘くはない経営です。気骨のある学生を集めるための秘策をご相談しました。

すると、カフェの立ち上げから学生が主体的に関わるというご提案をいただきました。最初の学生募集は私たち職員が行おうかと考えておりましたので、「学生が自ら事業計画を立て、自ら経営者を募集する」というアイディアには、胸が高鳴りました。

平井幸奈さんからのご推薦が4年生の柴田晴香さん。「柴田さんは聡明で柔軟性に富んでいる。飲食店での経験もあり、大事な立ち上げ期をリードするには適任の学生です」とご紹介がありました。

私たちはこうして柴田さんに出会いました。実は、カフェ公式Twitterも、柴田さんが運営しています。私たちスタッフとはひと味違う、軽やかなツイートにファンも多いのではないでしょうか。彼女は卒業が近いにも関わらず、事務所スタッフの影武者として、この数ヶ月の間、それはそれはたくさんの準備をこなしてくれました。ようやく経営者募集までの道筋ができたこと、卒論を抱えながら、本当にありがとうございます!

さて、柴田さんから、バトンを受け取るのはどんな学生さんなのでしょう。楽しみにしています。

初めまして。この度、村上春樹ライブラリーカフェの運営をさせて頂いている柴田晴香と申します。最初お話が来た時はとても驚きましたが、沢山の学生と交流のある平井さんからのご指名ということで、本当に光栄なことだなと思います。私は大学生活で様々なアルバイトを経験する中でも、老舗フレンチでの接客に打ち込んできました。人と人の繋がりが生まれる飲食店がとにかく大好きで、その空間づくりに携われるまたとない機会ということで、引き受けさせて頂くことにしました。実は私、お恥ずかしながらこのお話を頂くまで村上春樹さんの作品を読んだことがありませんでした。というのは半分嘘で、読もうとしては挫折して、、、というのを繰り返していました(笑)だからこそ、正直私に務まるのかという不安も大きかったです。ですが逆にそこを強みと捉えて、村上作品の大ファンではない私だからこそできる働きがあると考えています。このカフェを沢山の人に愛して頂けるよう、私ができることを精一杯やらせて頂きます。

3.経営者を募集します!

ここからは柴田がお届けします。以上のような経緯があり、これまで大学の担当の方々とカフェの基礎となる部分の議論を進めて参りました。ですがお気付きの方もいるかもしれません、私は現在4年生で、この春に卒業してしまいます。そのため、これからカフェオープンまで、そしてその先もカフェを経営していくメンバーをこの度募集させて頂きます。

ライブラリーのコンセプトは、「物語を拓こう、心を語ろう」です。ゆったりと村上文学に触れていただくのはもちろん、村上春樹さんについて何も知らなくても、自分自身の物語や人生のあらすじについて考えを巡らせたり、相手と語り合うことで他の人の物語を覗き見したり。そんな、訪れた人が「様々な物語と対話する空間」を提供したいと考えています。ですが、このような想いはありながらも、具体的にどのようなカフェを作り上げるかは皆さん次第です。

隈研吾さんが手がけた空間に、大学側が冷蔵庫やショーケースなどの設備を用意してくださいます。その上、ライブラリーに対するテナント料の支払いは必要ありません。本当に学生主体での運営になるため、メニュー開発はもちろんのこと、人事や会計も含め、カフェの経営に必要なお仕事全般をこなす必要があります。大学生活で1番打ち込んだと言えるほど、大変かつやりがいのある経験になることは間違いなし!私がそうであったように、村上作品を読んだことがなくても大丈夫です。(もちろんファンの方も大歓迎です。)。少しでも興味が湧いた方は、是非以下の詳細をご覧ください。また、より詳細な説明と皆さんからの質問にお答えする「オンライン説明会」を開催予定です。カメラもマイクもオフで大丈夫ですので、ベッドの中からでもお気軽にご参加ください!

4.応募の詳細について

応募の詳細については、以下の募集要項をよくお確かめの上ご応募下さい。
募集期間:~2月14日(日)
募集人員:2〜5人
応募条件:2021年4月時点で早稲田大学の学生・院生であること
募集要項・エントリーシートはコチラ

皆さんの挑戦、心よりお待ちしております!

5.オンライン説明会開催:公式SNSもチェック!

以下の日程でオンライン説明会を開催予定です。
1月30日(土)8:30〜9:00
2月5日(金)18:30〜19:00
2月6日(土)8:30〜9:00

カフェの公式Twitterに説明会の応募フォームをご用意します。Instagramのアカウントもございますので、皆さん是非フォローを宜しくお願いします!

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