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Vol.6「switch」
-あつまれ 雑貨の森へ-

「switch」

馬場下町の交差点から大隈講堂を目指して早大南門通りを進むと、少し気になる店がある。雑貨店switchの店長、荒川京子さんにお話しをうかがった。今回は、ワセマチを紹介したい。

夕暮れのswitchは、もうワセダではない雰囲気

なぜ、早稲田キャンパスの近くに、雑貨店を開店されたのでしょうか?
「私は学生時代、吉祥寺にある大学に通っていました。吉祥寺には可愛い雑貨店がたくさんあって、授業の帰りによく立ち寄っていましたし、雑貨店でアルバイトもしました。当時、どうしても欲しいランプがあって、アルバイト代を貯めて買ったのを覚えています。お店の温かい雰囲気と、新しい雑貨を見つけたりして、癒されたり、若かりし当時の悩みを忘れて救われたりしました。雑貨店は、学生時代の私にとって、授業や生活のモードを切り替える、欠かせない場所でした。ですので、大学の周りに雑貨店があるのが私は当たり前だと思っていて、いつか学生街に雑貨店を出店することが私の夢でした。」
*以下の画像は店内を360度見ることができます。[BY THETA 360.biz]

学生街には雑貨店が必要

雑貨が大好きな学生さんだったのですね。それでも出店するのは簡単ではないですよね?
「いつかは自分のお店をつくりたいという思いで、一生懸命働いて貯金して・・・(笑)。なかなか学生街に気に入った物件が見つけられなかったので、はじめに2007年に代官山で出店し挑戦しました。でも、どうしても、学生街で大学生をお客様にする雑貨店を作るのが夢だったので、ようやくこの物件に出会って、2010年に出店しました。」

学生時代から、雑貨一筋の荒川さん

荒川さんは、大学卒業後、大手の某雑貨店に就職して7年間勤務された。その某雑貨店は大手企業にもかかわらず、店長の自由裁量で商品仕入れできるなど、接客、仕入れ、展示、管理など、様々なノウハウを学ぶことができたとのこと。また、現在のWebサイトのURLが、switch-daikanyama.netになっているのは、代官山で出店した時の名残りだ。

時にはON、時にはOFF

店名は、なぜ「switch」なのですか?
「気持ちの切り替え、ON、OFFができるスイッチのような存在でありたい、という願いを込めて、決めました。『いつでも、そこにあるお店』として、お客様にとって必要な居場所になりたいですね。学生さんには授業やサークル活動の合間にふらっと立ち寄って気分転換してもらったり、地元のお忙しい主婦の方々にも、ひとときだけでもリラックスしていただきたいですね。商店街のご主人たちもよく顔を出してくれます(笑)。」

店頭の「デコパージュ石鹸」。カラフルな柄がすぐに消えないというのだから不思議。

店には、保育園の送迎時にお母さまたちが立ち寄ったり、顔なじみの地域住民もふらっと入ってくる。商品を見に来ているのか、荒川さんと話に来ているのか。お客が自然と集まってくる。ちょっとした会話と笑顔で癒されて、帰っていく。買うときもあれば、買わないときが多いかもしれない。それでも、荒川さんの目的は達成している。

いつ来ても違う。いつ来ても同じものが買える。

お店にはいろいろな雑貨がありますが、どのような商品があるのでしょうか。特徴があれば、教えてください。
「商品はすべて、私自身が使用して本当に納得してお勧めできるものをセレクトしています。コーヒー、紅茶、チョコレートなど食品もすべて味わっています。ステーショナリーは、ロンバートのノートや筆記用具、名刺ケースなど息の長い商品が多いです。気に入ってくださったお客様がリピーターとして買いに来てくださいます。」

「品揃えは『いつ来ても違う。いつ来ても同じものが買える。』ということを意識していて、良いものは定番になっていきますし、新しいもの、季節ものも毎月入れ変えていますので、いつでも発見があると思います。アクセサリーは、作家さんの手作り作品を仕入れています。1点ものなので、気に入っていただけたらお早めに・・・(笑)。来店されたお客様には、基本的にはあまりお声がけせず、まずはご自分のペースで商品を手に取って、どんな風に使うか想像して楽しみながらごらんいただきたいです。もちろん、質問されたり、気配を感じた方、たびたび来店いただている方にはお声がけしたり提案しています。スタッフには雑貨好きが集まっているので、気軽にお声掛けください。」

店内に入ると意外と奥行きがあり、様々なジャンル、多くの商品が並んでいる。雑貨のプロがセレクトした商品なので、打率がいい。特に、季節商品は目まぐるしく変わって行くという。一見、女性向けの店構えだが、男性でも使いたい商品もある。家族にプレゼントしたくなるようなものも。商品の使い方や特徴が書かれたキャプションがあるので、よく見てみよう。わからなければ、質問したほうが早い。

注目アイテムをピックアップ!

荒川店長に、注目アイテムをピックアップしてもらった。

第1位 かぐらやロール

「かぐらやロール」は真ん中でカットすると、アームカバーになる

カットしてもほつれないという不思議な筒状の織物。カット次第で、手袋、アームカバー、タイツにもなる優れモノ。夏向け、冬向けと生地は2種類。柄は、単色、ボーダーなど。どのようにカットしようか、楽しめる。

第2位 アクセサリー

アクセサリーは他人とかぶりたくないという人は、チェック

選りすぐりのアクセサリー作家8名から仕入れている。手作りで商品数が少ないので、気に入った時点でゲットしないと、もうないかもしれない。出会いを大切に。ロットが少ないので、友達とまずかぶらないのはナイス。

第3位 グリーティングカード、一筆せん

「バースデー、ギフト、サンクスは、手書きが伝わりますよ」

EメールやLINEでこれだけデジタルで便利な時代だからこそ、大切な人には、心を込めて、あえて手書きで気持ちを伝える。なんて素敵だろう。

第4位 財布ポーチ

大小2サイズあるので、お好み次第

定期券Suicaも、学生証も、カードも、お札も小銭も、なんでもひとつに入って使いやすい。お財布、ポーチを探している学生さんにおススメ。

第5位 保湿ハンドクリーム

絶妙な癒しの香りは、香りの聖地と言われる南仏グラース産

しっとりからサラサラに変わる保湿ハンドクリーム。手と生活に潤いを与える。ホワイトティー、リリーガーデニアの2種類。売り切れ注意。リピーター続出。

どんな早大生が来店されますか?
「たくさんの早大生が来てくれてうれしいです。女性が多いですが、もちろん男性も来店されます。先日も、大きなハートのカードを買っていく男子学生がいて、素敵だなと思いました。誰に贈るのか想像してみたり。授業の前後に、キャンパスが近いので、ふらっと気軽に立ち寄ってほしいですね。switchで働きたい!と自己アピールして、スタッフに採用した早大生もいます(笑)。」

雑貨の魔法

「実は、とても印象に残っている早大生がいます。何年もずっと来店してくれていた女子学生さんで私も顔を覚えていたのですが、でもなぜかお話をしたことはありませんでした。その学生さんはもう卒業間近になったときに、最後に、こう話かけてくれました。

『私、入学式の時に、このお店で傘を買ったんですけれど。とても気に入って、4年間その傘を大切に使いました。その傘が大好きだったので、雨の日も楽しかったです。このお店が大好きで、4年間、よく通わせてもらいました。ありがとうございました。』

switchで買ってくれた傘を4年間大切に使ってくれたこと、卒業前にこのことを伝えようと思ってたぶん勇気をもって話してくれたこと、雨の時も楽しかったなんて言葉を聞いて、本当にうれしくて感激しました(涙)。私が学生時代に吉祥寺の雑貨店で感じたように、彼女の学生生活に何か役立てたかな、居場所になれたかなと思いましたし、「雑貨の力」を感じました。彼女は、結婚して関西の方に行かれる前に1度顔を出してくれました。早稲田大学の近くで出店して良かったなと改めて感じました。これからも、早稲田の街で続けていきたいと思っています。」

セレクトされた傘たち。雑貨の魔法がかかると、4年間、大切に使えるという

4年間も大切に使い続けてくれるなんて、うれしいですね。最後に、早大生にメッセージをお願いします。
「大学時代は、様々な出会いがあり、経験できる時間です。いろいろな世代の方とコミュニケーションできるようになったり、成長するチャンスがあります。私もそうでした。また、自分はこうなりたい、これをしたいという目標や夢みたいなものを探してほしいと思います。その時に、他人とは比べることなく、自分らしくマイペースでいいと思います。自分らしく何をしたらいいか、考えてみてください。そして、いつでもswitchに遊びに来てください。」

早大南門通りには、雑貨のプロ、荒川さんが雑貨に魔法をかけて待っている。時にはON、時にはOFF。自分をスイッチしてみよう。

【店名】switch ステーショナリー・服飾雑貨・インテリア雑貨
【住所】新宿区西早稲田1-1-4 川崎ビル
【TEL】03-3202-2606
【URL】http://www.switch-daikanyama.net/
【営業時間】月~土曜日 11:00~19:00
【定休日】日曜・祝日・祭日

宣言「ワセメシ、ワセマチは、早稲田文化である」

早稲田大学のキャンパス周辺は、早大生や教職員、校友、街の方々が交流する交差点であり、たくさんの出会いがあります。みなさんには、馴染みの食堂やお気に入りのカフェがあることでしょう。早稲田文化ラボ編集部は、早大生の青春の舞台である早稲田大学の町(ワセマチ)も、飲食店(ワセメシ)も大切な「早稲田文化」のひとつだと考えています。

新型コロナウイルス禍で、早大生がいないワセマチ。多くの飲食店が大きなダメージを受けています。早稲田文化であるワセメシ、ワセマチを応援したい。このコーナーでは、キャンパス周辺地域の飲食店を中心に紹介していきます。まだ通学できていない1年生に参考にしてもらえたら…。上級生が来校時になじみの店に立ち寄ってくれたら…。校友のみなさんもきっとワセメシ、ワセマチを応援してくれる…。そのような願いを込めて、ワセメシ、ワセマチ情報をお届けします。

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