5月28日(火)、本学卒のドリアン助川さん(作家、日本ペンクラブ理事)の「線量計と奥の細道」(幻戯書房)が、第67回日本エッセイスト・クラブ賞に決定いたしました。ドリアン助川さん、誠におめでとうございます。
- ドリアン助川さん
ドリアン助川さんからいただいたコメント
奥の細道の全行程を自転車で走破し、原発事故による各地の被曝量を測る旅をする。それを決意したとき、ボクはもう五十才でした。ペダルを漕ぎだしたときは少しひるみましたが、旅の途中でどんどん若返っていく自分を感じました。この本は、原発事故後の人々の心の記録であると同時に、年齢にとらわれない行為が心身にどんな影響を与えるのかを記した随想録でもあります。それが評価されたのでしょうか。受賞をたいへん嬉しく、またありがたく思います。
ドリアン助川さん登壇イベントのご紹介
ドリアン助川さんは、5月30日(木)19:00-21:00に、早稲田大学日本橋キャンパスにて開催されるパイオニアセミナー「国境を越えた『積極的感受』について」に講師としてご登壇いただきます(詳細は画像をクリックしてご確認ください)。皆様のご来場を、お待ち申し上げております。