早稲田大学演劇倶楽部「脱衣する蛹」
脚本・演出:鈴木りりせ、出演:早稲田大学演劇倶楽部
岐阜県美濃加茂市と早稲田大学は、2007年に文化交流協定を締結しました。本企画は、演劇・舞台芸術の発展に多大な貢献をした坪内逍遙の精神に倣って、2008年より毎年開催されています。公募で選ばれた本学公認サークルの劇団が、みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアムに6日間滞在しながら稽古をし、野外で作品を発表します。今年度は、本学の伝統ある劇団「早稲田大学演劇倶楽部」が公演します。美濃加茂の自然を活かした、ここでしか見られない公演をお楽しみください。
作品解説
野外で芝居をするということは、劇場がリアルに踏み入れているところに面白さがあると思う。通常、舞台と客席が分かれているように、人は物語に対して線を引いている。しかし野外では違う。観客が引くのではなく、物語が線を引くのだ。
舞台はとあるマンションの一室。女が蛾の幼虫を見つけたところから、虫の湧き出る穴のありかを探すうちに、次第に部屋は森へと姿を変える。生んだはずのない子供。森の番人。やがて観客のいる世界は、物語にとっての妄想となり、ふたつの世界のバランスが崩壊する。繭がやぶられ、境目が互いに浸食を始めたとき、あなたはどちらの世界にいるのだろうか。
早稲田大学演劇倶楽部の紹介
過去にボッドール(第50回岸田國士戯曲賞受賞)・ろりえ(第3回シアターグリーン学生芸術祭最優秀賞受賞)等を輩出した新進気鋭の演劇サークル。鍛えられた身体性と自由な気風を特徴とする。来年、創立30周年を迎える。
美濃加茂市での公演
日時 | 2014年9月6日(土)・7日(日) 18時30分 (開場18時) |
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会場 | みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアム(岐阜県美濃加茂市) 芝生広場 ※雨天時エントランスホール http://www.forest.minokamo.gifu.jp/ 〒505-0004 美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299-1 (JR美濃太田駅北口から徒歩約17分、あい愛バス約8分) |
参加方法ほか | 入場無料・予約不要・全席自由 ※野外公演ですので、虫よけ対策をしてください。 夜間は肌寒くなることもありますので上着等もお持ちください。 |
共催 | 早稲田大学文化推進部文化企画課 みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアム |
協力 | 坪内逍遥博士顕彰会 |
お問い合わせ | みのかも文化の森/美濃加茂市民ミュージアム Eメール:[email protected] TEL: 0574-28-1110 (火~日 9時-17時) ※月曜、第4火曜日休館 |