「弱いい派」と考える〈弱さ〉の意味
私たちは現在どこにいるのでしょうか? どこから来て、どこへ行こうとしているのでしょうか? 様々な言葉が飛び交い、何が真実で何が虚偽なのかわからなくなっている現代、私たちは誰もが自分自身を見失っているのではないでしょうか。
2019 年度春の自主ゼミは、演劇ジャーナリストの徳永京子さんが「弱いい派」と名付けた演劇に焦点を当て、毎回「弱いい派」からゲストをお招きし、桃山商事の清田代表と雑談しながら、現代における「弱さ」の意味を考え、新たな人間関係を構築するための視座を探ることで、見当識を取り戻せればと、おしゃべりを続けてきました。
4月は「贅沢貧乏」の山田由梨さん、5月は「ゆうめい」の池田亮さん、6月は「いいへんじ」の中島梓織さんゲストに迎え、緩やかながらも濃ゆい時間の自主ゼミを持つことができました。そして7月のゲストは、徳永京子さん!2019年度春学期の自主ゼミを振り返りつつ、同時代演劇に見られる弱さ、vulnerabilityから、その向こうに見える「弱さ」の正体を垣間見、2019参院選後の日本社会を考えたりできたらと思います。「弱さ」をキーワードに、迷走のおしゃべりを楽しみましょう。
第4回
日時
7/23(火) 19:00-21:00くらい
ゲスト
徳永京子(演劇ジャーナリスト)
会場
早稲田大学戸山キャンパス 33-438教室
予約
どなたでも/聴講自由/途中参加あり
主催
文芸ジャーナリズム論系・水谷ゼミ