「弱いい派」と考える〈弱さ〉の意味
私たちは現在どこにいるのでしょうか? どこから来て、どこへ行こうとしているのでしょうか? 様々な言葉が飛び交い、何が真実で何が虚偽なのかわからなくなっている現代、私たちは誰もが自分自身を見失っているのではないでしょうか。
2019 年度春の自主ゼミは、演劇ジャーナリストの徳永京子さんが「弱いい派」と名付けた演劇に焦点を当て、毎回「弱いい派」からゲストをお招きし、桃山商事の清田代表と雑談しながら、現代における「弱さ」の意味を考えます。新たな人間関係を構築するための視座を探ることで、見当識を取り戻せればと願っています。
6月のゲストは「いいへんじ」主宰の中島梓織さんです。2017年に『パパ』(シアターグリーン学生芸術祭最優秀賞受賞)、2018年には『つまり』(下北ウェーブ2018選出)、『夏眠』『過眠』でSAF+SHOWCASEに参加、2019年には東京芸術劇場アトリエイーストで『あなたのくつをはく』を上演し、ことばからもれ出る細やかな情感を丁寧にやさしく眼差し、抜群の構成力で演劇という形にしてきた中島梓織さんが6月のゲストです。ことばと「弱さ」の関係などを語り合いたいと思います。
6月18日の予習の時間は、オリジナル・キャストによる『夏眠』『過眠』のリーディング公演です。贅沢・Bingo!
第3回
日時
6/25(火) 19:00-21:00くらい
ゲスト
中島梓織(いいへんじ・主宰、劇作家・演出家・歌人・詩人・俳優)
会場
早稲田大学戸山キャンパス 33-438教室
予約
どなたでも/聴講自由/途中参加あり
第3回目のための予習
6/18(火) 19:00- 早稲田大学戸山キャンパス33-438教室
2018年の『夏眠』『過眠』リーディング公演
主催
文芸ジャーナリズム論系・水谷ゼミ