Open Talk ガイドブックの外側――谷崎潤一郎が描いた「京都」と「観光」
柳井イニシアティブでは、早稲田大学国際文学館を訪れる方々に、文学を読む面白さや文学研究の魅力を感じていただくための講演会(オープントーク)を開催しております。
今回は早稲田大学文化構想学部文芸・ジャーナリズム論系の講師、清水氏をお迎えし、ご講演いただきます。
谷崎潤一郎は、マゾヒズムやフェティシズムの作家として知られる一方、京都を愛した作家のひとりでもあります。実際に京都をはじめとした阪神間地域に居住し、「細雪」や「夢の浮橋」といった作品にはそうした様子が描かれています。ですが、谷崎は単に京都を愛したのではなく、同時に“観光ぎらい”を表明してもいたのです。古くから観光都市として栄えた京都にいながら、観光を批判的に捉えていた谷崎はいかなる京都を求め、作品に描いていたのでしょうか。
今回のオープントークでは、谷崎と京都の関係を紐解きながら、観光という視点を通じて谷崎作品を読んでみたいと思います。
詳細
- 開催日時:6月8日(月)14:00~15:00
- 会場:早稲田大学国際文学館(通称:村上春樹ライブラリー)地下1階
- 言語:日本語
- 参加:どなたでも無料で参加できます
- 主催:柳井イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクト
- 共催:国際文学館
講演者
清水智史(SHIMIZU Satoshi)
早稲田大学文化構想学部文芸・ジャーナリズム論系講師。早稲田大学で博士号を取得。2023~2025年に同志社大学特別研究員として京都に滞在。専門の研究分野は日本近現代文学で、とりわけ谷崎潤一郎を中心とした文学と観光の関係について研究している。主な論文に、「「紙片」を再興する――谷崎潤一郎「吉野葛」と近代日本の観光――」(『日本文学』、2020年8月)、「「蛍火」を探捜する――谷崎潤一郎「細雪」と戦時下の観光――」(『日本近代文学』、2025年11月)がある。
ファシリテーター
柳井イニシアティブコミッティメンバー:大木 エリカ
イベントに関する問い合わせ
- 柳井イニシアティブ事務局email: yanai.initiative★list.waseda.jp(★部分を@に変更してください。)
















