場所: 早稲田ギャラリー 撮影: 2017/2/7

27号館地下1階早稲田ギャラリーが会場になっています

様々な視点から描かれています

シンプルながら、様々な想いが込められている作品の数々

メッセージが添えられている作品もあります
早稲田大学27号館地下1階早稲田ギャラリーでは、2月1日(水)~2月28日(火)まで、企画展「絵本から見る子どもの権利」が開催されています。
皆さんは、子供の権利条約をご存じでしょうか?子どもたちが、様々な種類の差別、虐待、搾取から守られ、健やかに成長するための権利をまとめた条約です。この条約をいち早く批准したスウェーデンでは、普及・啓発のためにイラストが用いられました。この訴求力抜群のイラストは、スウェーデンの画家チャーリー・ノーマン氏によって描れたものです。
子どもの権利条約を基盤に、様々な子ども支援に取り組む人間科学部の川名はつ子教授が、このイラストに一目惚れし、子どもの視点に立って子どもの権利を学び考える教材として日本に取り寄せたことで、今回の企画展が開催される運びとなりました。
日本でも、児童虐待、不登校、いじめ、貧困など、子供たちを脅かす様々な問題が起きています。シンプルではありますが、こういった問題について考えるきっかけとなるイラストの数々が展示されています。ぜひこの機会に足をお運びください。