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胸にしみるその歌声

10月20日(木)に、早稲田文化芸術週間2016フィナーレ第1幕、早稲田大学混声合唱団(通称「早混」)による「時代を超える名曲、集めました。」が小野記念講堂で行われ、ほぼ満席の180人を超える来場者がその歌声に聴き入りました。

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「サウンド・オブ・ミュージック」から4曲を選んで混声合唱とした1st Stage
「唱歌の四季」で日本ならではの情景を歌った2nd Stage
「時代 横山潤子編曲集」によりJ-POPの名曲を混声合唱で歌った3rd Stage
「合唱の世界へ」と称して早混の愛唱歌を披露した4th Stage

いずれのStageも素晴らしい構成で、早混の実力を遺憾なく発揮したあっという間の100分間でした。

早混に伺ったところ、もともと早混はバロックからロマン派にかけてのドイツ音楽をメインレパートリーとしてきたそうですが、唱歌やJ-POPもレパートリーに加えつつあるのだそうです。

そのきっかけは、今年8月31日(水)に岐阜県八百津町で行われた「ワセダ ヒューマ二ティ コンサート’16」 への出演だったとのこと。八百津町といえば、本学を母校とし「命のビザ」で知られる日本の外交官「杉原 千畝」(すぎはら ちうね・1900年-1986年)の生誕地。その八百津町から出演依頼を受けたときに日本の唱歌をリクエストされ、チャレンジしてみたら、彼ら自身もとても楽しく気持ちよく歌えたのだそうです。

合唱というと堅苦しいとか難しそうと思う人がいるかもしれません。でも決してそんなことはありません。会場で目を閉じて聴いてみてください。あるときは聖堂のなかで祈りの歌を聴いているような、あるときは昔の友人達との談笑を思い出し、またあるときは生んでくれた父母や生まれてきてくれた子供に感謝する、そんな気持ちになり胸がいっぱいになるでしょう。

また、今回のトピックスとして、ピアノ伴奏に本学の坪内逍遙記念演劇博物館でも勤務しているピアニストの加藤露弥さんと、2回目のコラボが実現したこともあります。早混の急な注文にも的確に対応してくれるそうで、回を追うごとにその調和はより強固なものとなっていることが分かります。昨日の演奏でも、ピアノと合唱がまるで会話をしているような錯覚?実感?を覚えました。今後の演奏会でも両者のコラボは続いていく予定ですので、今回ご都合により来られなかった皆さま、次回は是非足をお運びください。

全16曲あまりを歌い終わったあと、熱いアンコールの拍手に応えて「わが抒情詩」「早稲田の栄光」の2曲が。アンコールでは伴奏の加藤露弥さんも合唱団の列に加わるサプライズ。まさにフィナーレを飾るのに相応しい締めくくりと...。

いえ!早稲田文化芸術週間2016はまだ終わっていません。本学の創立記念日である本日10月21日(金)が最終日です。本日も夜までイベント盛り沢山です。皆様のご来場を出演者・STAFF一同楽しみにお待ちしております!

 

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