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【柳井イニシアティブ】英語能『青い月のメンフィス』(Blue Moon Over Memphis)公演(7月19日/7月21日)

英語能『青い月のメンフィス』(Blue Moon Over Memphis)公演

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Sat 04 May 24

英語能『青い月のメンフィス』(Blue Moon Over Memphis)公演

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Sat 04 May 24

能と英語とエルヴィス?
世界各地から集まるシアター能楽メンバーによって英語で演じられる能『青い月のメンフィス』(Blue Moon Over Memphis)。
日本伝統の能をベースにしながらも、デニム素材を使用した衣装や、エルヴィスをモデルにした能面を使用するなど、これまでにない自由で新しい演劇のスタイルを築いています。
2018年にUCLAで披露した本作品が、より現代に合う作品として進化し、早稲田大学大隈記念講堂と京都金剛能楽堂にて公演します。
能が英語になったとき。この機会に是非英語能の世界をお楽しみください。

主催:柳井イニシアティブ、シアター能楽

※ビデオ(2016年制作)では日本語タイトルが「メンフィスの青い月」ですが、今回新たなバージョンとして公演するため「青い月のメンフィス」としました。

公演詳細

早稲田大学大隈記念講堂公演(7/19)および京都金剛能楽堂公演(7/21)は、ご好評につき定員に達したため、両公演とも申込を締切させていただきました。

なお7月18日(木)に脚本家Deborah Brevoort氏による講演を14時より早稲田大学大隈小講堂にて開催いたします。こちらは公演予約の有無にかかわらずご参加いただけます。

早稲田大学大隈記念講堂

  • 日時:2024年7月19日(金) 17時30分~(開場17時)
  • 会場:早稲田大学大隈記念講堂〔東京都新宿区戸塚町1-104〕
  • 参加対象:学生、教職員、一般の方、どなたでもご参加いただけます。
  • 参加費:無料、自由席
  • 座席定員数に達したため事前申し込みを締め切りました。
  • 協力:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

京都金剛能楽堂

脚本家Deborah Brevoort氏による講演会
『Elvis Presley and Noh Drama』

「Blue Moon Over Memphis」の脚本家Deborah Brevoort氏はなぜElvis Presleyを主役に選んだのか、能楽への興味や本作品が完成するまでの苦労などをたくさんの写真と共にお話いただきます。
どなたでも無料でご参加いただけます。
日時:2024年7月18日(木) 14時~ (開場13時30分)
会場:早稲田大学大隈小講堂
使用言語:英語(質疑応答は日本語可)

  • 14:00 Brevoort氏による講演
  • 14:40 児玉竜一教授(演劇博物館館長)との対談
  • 15:10 質疑応答(日本語可)
  • 15:30 終了

* 応募にあたりご記入いただいた内容は、今回のイベントのみに使用し、他の目的では使用いたしません。また、これを第三者に譲渡または開示することはありません。
* 開催者側で映像、音声を収録いたします。その一部については後日、開催に協力をいただいた第三者のメディア等により、個人を判別できない形で公開する場合があります。
* 参加者による撮影・録画・録音は一切禁止とさせていただきます。公演中、スタッフが広報目的で写真を撮影することがあります。気になる方はスタッフまでお声がけください。
配慮が必要な方へ
文字通訳、手話通訳、場内誘導等について配慮をご希望の方は、原則として開催日の4週間前までにご希望の内容をお知らせください。ご相談のうえ、できる限りの対応を検討させていただきます。

Photo: David A. Surtasky

Photo: David A. Surtasky

演目

◆舞囃子 高砂[13分]
◆狂言 梟[20分]
休憩
◆英語能 青い月のメンフィス(Blue Moon Over Memphis)[70分]
* 舞囃子は日本語、狂言は英語、英語能は英語で演じます。

青い月のメンフィス(Blue Moon Over Memphis)

作品の背景

アメリカ人の劇作家デボラ・ブレヴォートが日本の伝統芸能である能に刺激を受け、エルヴィス・プレスリーを題材に1993年に書かれた作品です。当初「エルヴィス・プレスリーの能ドラマ」という副題がついていました。彼女は、西洋の劇は筋書き、性格発展、属性などが重視されているのに対して、能は音楽、舞、そしてしぐさを重視した「瞑想的な演劇」だと捉えました。エルヴィスの古い歌の詩的な特徴や、その歌とエルヴィスの人生や死などを劇化するには瞑想的な能の形態がふさわしいと考え、Blue Moon Over Memphisのアイデアが生まれました。
能の形式に基づいてシアター能楽リチャード・ エマートが作曲を行いました。

*デボラ・ブレヴォート
演劇、ミュージカル、オペラの劇作家。国際的に上映されている戯曲「The Women of Lockerbie」や、全米の劇場で上映された多くのコメディやドラマ作品で知られている。2023年、オペラアメリカのキャンベル・オペラ台本作家賞を受賞。

あらすじ

熱心なエルヴィスファンのジュディは、彼の命日にファンにとっての聖地であるテネシー州メンフィスにあるグレイスランドを訪れますが、あまりの混雑に外で待つことを余儀なくされます。夜中に大邸宅の前で立っていると黒人の男性が現れジュディを庭の中に招き入れます。二人はエルヴィスの墓の前で彼の名曲や人生などの話をしますが、やがてその男性は名乗らずに消えてしまいます。そして青い月の光の下、ジュディは……

演者

・シテ ( 男)・

ジョン・オグルビー

・ワキ ( ジュディ)・

ローラ・サムソン(東京公演)
ミカ・オスカソン(京都公演)

・アイ ・

茂山千之丞

・地頭・

デビッド・クランドル

・地謡・

アシュレー・ソープ
ケビン・サルフェン
マシュー・デュブロフ
ルイス・バイス
トマス・オコーナー
ゲーリー・マシューズ(東京公演)
ミカ・オスカソン(東京公演)
デビッド・サタースキー(京都公演)
ローラ・サムソン(京都公演)

・後見・

大島衣恵
ジュビリス・モーア
松井彬

・笛・

リチャード・ エマート

・小鼓・

大村華由

・大鼓・

河内孝子

関連書籍、リンク

関連冊子
  • エルヴィスの幽玄 - 能が英語になったとき

    エルヴィスの幽玄 - 能が英語になったとき

    公演に合わせて英語能に関連する書籍を販売します。
    「青い月のメンフィス」の台本 (日本語/英語) を全編収録するほか、音楽・装束・能面の見どころも写真とともに解説。
    「青い月のメンフィス」が生まれた背景や制作秘話、そして英語能とは何かがよくわかる一冊です。

    監修:柳井イニシアティブ
    言語:日本語
    仕様:223mm ×174mm、ソフトカバー、120ページ(カラー刷)
    価格:2,200円(税込み)
    内容:英語能とは何か──文化と言語を超えて(リチャード・エマート×成田美名子)
    「青い月のメンフィス」台本(日本語/英語)
    「青い月のメンフィス」の作者・出演者から
    「青い月のメンフィス」の見どころ(音楽・装束・能面)
    座談会「世界の中の能──グローバルな様式としての能の可能性」
    エッセイ:能とは何か(竹本幹夫)/英語能をめぐって(児玉竜一)

    ご注文はこちらからお願いいたします。

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早稲田大学柳井イニシアティブ:[email protected]

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