本庄早稲田の杜ミュージアムは開館3周年を迎えました
2020年10月15日に開館した本庄早稲田の杜ミュージアムは、今年で開館3周年を迎えました。
これを記念して10月14日(土)に、講演会「私のエジプト調査60年」を開催し吉村作治氏(早稲田大学名誉教授・東日本国際大学総長)が講演いたしました。
早稲田大学のエジプト研究は、1966年の遺跡踏査、1971年の本格的な発掘調査にはじまります。
これらを実現し、いまも日本のエジプト考古学を牽引するのが吉村先生です。講演会では、これまでの調査の歴史と現在のプロジェクトについて、また、対談形式で発掘のエピソードなどを伺いました。
講演前には、吉田信解本庄市長、下野戸陽子本庄市教育長とともに、本庄早稲田の杜ミュージアムで開催中の企画展「エジプト文化展-早大隊の調査から辿る-」も巡りました。
- (左から)下野戸陽子本庄市教育長、吉田信解本庄市長、吉村作治氏
吉村先生、この度は貴重なお話をお聞かせいただき誠にありがとうございました。
本庄早稲田の杜ミュージアムでは、11月12日(日)まで「エジプト文化展」を開催しています。ぜひこの機会にエジプト文化について学んでみませんか。皆さまのご来館をお待ちしています。
企画展 エジプト文化展-早大隊の調査から辿る-
早稲田大学のエジプトにおける調査・ 研究の歩みは、 1966年に始まります。 吉村作治氏(現、 早稲田大学名誉教授・ 東日本国際大学総長) を学生隊長とする学生5人は、 川村喜一早稲田大学講師(後の教授) とともにジェネラルサーベイ(遺跡踏査) を実施しました。 そして、発掘権を取得した1971年、 アジア人で初となるエジプト発掘が実現しました。 その最初の発掘地となったのが、 マルカタ南遺跡です。 早稲田大学本庄キャンパスには、 ジェネラルサーベイとマルカタ南遺跡の資料が保管されています。
本展覧会では、 これら貴重な資料を用いて古代エジプト文化をさまざまな視点から紹介いたします。 ファラオのみならず、 一般の人々の暮らしや信仰・ 死生観について理解を深めていただければ幸いです。
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◆チラシのダウンロードは、こちら
会期
2023年7月4日(火) ~ 11月12日(日)
9:00 ~ 16: 30 ※月曜休館(休日の場合は翌日)
場所
本庄早稲田の杜ミュージアム
早稲田大学展示室(早稲田大学本庄キャンパス 93号館1階)
〒367-0035 埼玉県本庄市西富田1011
料金
無料(事前予約不要)
主催・後援
(主催)早稲田大学文化企画課考古資料館
(後援)一般社団法人日本エジプト考古学研究所、東日本国際大学エジプト考古学研究所、株式会社アケト
本展覧会は、寄付者の皆様から「早稲田文化募金」を通じご支援を受けています。
https://kifu.waseda.jp/contribution/w_culture
本庄早稲田の杜ミュージアム
公式Webページは、こちら
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問い合わせ
本庄早稲田の杜ミュージアム
E-mail:[email protected]
TEL:0495—71—6878