早稲田大学大学院情報生産システム研究科(IPS)では、多くのアジアの有力工科系大学と科学技術・人材交流を行い、研究活動をすすめています。その活動の一環として、11月12日(水)~13日(木)の2日間、IPSに於いて8th International collaboration Symposium on Information, Production and Systems (ISIPS2014) を開催いたしました。海外の32大学(中国、台湾、韓国、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシア、インド)から約80名、国内からの参加者を含め合計約160名が参加しました。
1日目は、キーノートスピーチとしてIPSの後藤教授から動画像処理のための低電力設計について、招待講演として韓国の全南大学のWon教授からブドウ糖測定用のバイオセンサの実用化についてお話しをいただきました。1日目、2日目の午後は、口頭発表、ポスターセッションを実施し、口頭セッション約60件、ポスターセッション約80件の発表がありました。参加大学およびIPSから最新の研究トピックスについて研究発表を行い、連携プロジェクト研究の成果も発表され、活発な意見交換が行われました。その他、北九州の3つの企業の工場見学、お茶会を実施し、海外の参加者には日本の企業および文化に触れていただきました。
今後も交流を継続し、参加大学の研究者による海外連携共同研究を促進していきます。