12月2日(火)、新幹線本庄早稲田駅近くの貯水池と新幹線駅脇を流れる男堀川の環境DNA調査活動を行いました。この取り組みは、埼玉県水環境課埼玉県ネイチャーポジティ部 (埼玉県埼玉県ネイチャーポジティブ推進分科会)の活動の1つとして実施しました。埼玉県環境科学国際センター木持先生が指導してくださいました。講義の後、採水しDNAサンプル作成までを体験しました。

従来の生物採取を通して水環境を知る手段では、採取した生物がいる場合はいいのですが、採取できない場合にその生物が生息しているのか?いないのかがわかりません。また、採取する人間の技術や手段に大きく依存します。環境DNAは、生息する生物の皮膚や排泄物から出るDNAを採取した水を調べることによって、その生物が存在するか?存在するならばどの程度の量かを知ることのできる新しい技術です。

以下は当日の活動内容です。
- 10:00埼玉県水環境課による活動概要の説明
- 10:15講義「環境 DNA 検査の今と検査方法」埼玉県環境科学国際センター 木持先生
- 11:00 移動
- 早稲田調整池でパックテストによる水質検査・採水・環境DNAサンプル作成
- 男堀川各種パックテストによる水質検査・採水・環境DNAサンプル作成
- 昼食後木持先生・水環境課・ゲストの方と生徒との懇談
検査結果は年内にわかる予定です。この結果を3月21日(土)にリサーチパークで開催が予定されている、川の日ワークショップ関東大会で発表する予定です。





