9月10日(水)午後、河川調査班(川研)の藤田小第5回出張授業を行いました。この日のテーマは「多面体の秘密、水の不思議」です。
前半の「多面体の秘密」では、正多面体が5種類しかないこと、実際に正多面体の事例で数えさせて、オイラーの定理( 頂点の数-辺の数+面の数=2)を予測させました。ついでに、算数計算の工夫の例として1から100までの和を求めること、循環小数の循環節を2分割した和が999・・・となる話題を紹介しました。
後半では、表面張力を話題にしました。表面張力は「液体が表面の面積を最小にしようとする力」であることを紹介し、ストローで実際に正多面体(5年生は正四面体、6年生は正六面体)を作り、石鹸水に入れて膜がどの様になるか実験しました。

正四面体の膜

正六面体の膜
各自石鹸水に入れてから引き上げると、児童たちも驚いたようで、一様に「おお!」という歓声が上がりました。