10月16日(水)15時~18時、美術室を主会場に、アメリカStanford大学d-schoolの講師3名をお招きし、ワークショップを開催しました(主催 早稲田大学W-EDGEユース・イノベーター(WEYI)育成プログラム、早稲田大学アントレプレナーシップセンター、後援 一般財団法人三菱みらい育成財団)。早稲田実業から6名、ちょうど来校しているタイの姉妹校MWITの生徒10名、留学生3名に学院生を合わせ33名が参加しました。

アイスブレイク、3名がチームとなり、お題の言葉を体で表現している。これはWiFiの場面。
デザイン思考とは、身の回りの解決困難な問題の解に向かうためのスキルや手段の思考力を養うプログラムです。Stanford d-schoolはデザイン思考の世界的に著名な発信源です。
最初は中央階段に移動し、3人一組になりお題の単語を体で表現するという課題に取り組みました。フォークやスプーンのような形のある者だと表現も一意的ですが、WiFiやNatureのような形のないものになると表現も多様になっていきました。次に美術室に戻り、自分のFacinationを9つ挙げるという課題に取り組みました。次のそのうちから3つ選び、さらに1つに絞りました。最後のお題は、そのFacinationを利用し、バナナの売り上げを伸ばすためのポスターを作る、というものでした。
20分の作業の後、3チームに分かれてプレゼンを行いました。今年は、参加者の国籍も多様でしたが、出されたアイデアもそれぞれ多様性に富んでいて驚きました。

タイからの留学生シェナさんのプレゼン。航空会社”Banana Air”のポスター。
最後に総括と記念写真で終了しました。発想力を引き出す仕掛けづくりはさすがという印象です。また、講師の問いかけに対し、積極的に挙手をして英語で回答する生徒達の姿は、さらに今回のイベントを素晴らしいものにしていました。