9月26日(月)に課外講義「これがサイエンスだ!」の2022年度第6回講義が開催されました。
従来、この課外講義は教員が担当してきましたが、今回は数学科の峰教諭の指導のもと、「高校生による量子論の早期理解」というテーマで卒業論文を執筆中の3年生の蔦木新太さんが講義の大部分を担当しました。今回の特別講義は、蔦木さんの授業実践を兼ねて行われています。
この講義では、まず初めに身の回りには量子論が使われている例が多く存在することが示されました。次に、電子は粒子として捉えることができることを復習したのち、電子が波動性を示す実験の例(2重スリット実験)が示されました。
聴講者からは「量子の波は、縦波なのか横波なのか?」など多くの質問が寄せられ、質疑応答の時間も盛況となりました。今後も、様々な形での高校生の学び合いの場が広がるとよいと思います。