「いい川・いい川づくりワークショップ」は、特定非営利活動法人 全国水環境交流会が主催する、日本全国で河川を中心とする水環境保護に取り組む団体が自身の活動を報告する年1回の全国規模のイベントです。小学生から大人まで、河川環境保護活動を実施している人たちが日本中から集まります。今年度は、久々に対面で代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで9月3日(土)4日(日)の2日間にわたって開催されました(一部オンライン含む)。

3分間プレゼンの様子

分科会に分かれての討論会
初日は、開会式の後、参加全グループによる3分間のプレゼンテーション、その後5つの分科会に分かれ討論会となりました。討論会では、専門家によって、活動に関する様々な内容が問われます。この2つの材料から、審査員が推薦するチームのポスターに付箋紙を貼り、その数によって翌日の2次選考に残ることのできる1チームが決まります。残念ながら本庄学院の河川研究班はこの日、次点で2次選考に残ることはできませんでした。

復活選考におけるポスターセッションの様子
2次選考に残ることのできなかったチームからは、復活選考で5チームほどが2次選考に残ることができるシステムになっています。2日目の午前中に復活選考が行われました。各チームのポスターセッションから、審査員が良いと思ったチームに対して付箋紙を貼ります。この数によって、2次選考に復活できるチームが決まります。河川研究班はここでも2次選考に残ることができませんでした。
2次選考の議論の後、グランプリ・準グランプリ等の表彰が発表されました。もう受賞をあきらめていましたが、最後に「技術賞」として河川研究班の名前が呼ばれました。グランプリ・準グランプリ・優秀賞以外は特別賞ですが、特別賞は2次選考に残っていなくとも受賞できるとのことでした。ただし、今回、2次選考に残ることのできなかったチームの中で特別賞を受賞したのは、本校のみでした。受賞理由として、コロナ禍の中、作成した川の生物図鑑のスキルと発信形態が評価されたとのことでした。

表彰の様子