6月18日(土)に課外講義「これがサイエンスだ!」の2022年度第4回講義が開催されました。数学科教諭の成瀬政光先生により「音にまつわる数学」というタイトルで講演をしていただきました。
はじめに、シンセサイザーやファミコンなどの音の波形とそれを表す数式の話がされました。次に、生徒たちはGeoGebraというソフトを用いて、実際にさまざまな正弦波を足し合わせることで矩形波に近づいていく様子を見ていきました。その後、正弦波を足し合わせて三角波を作ることにチャレンジしていきました。最後には、一連の仕組みであるフーリエ級数およびその応用についてのお話しがありました。
生徒たちからは「今まで音を数学的に見たことがなく、実は音の波形も数学で表せることを知り、驚いた」、「なみなみの曲線からギザギザの直線を作れることに驚いた。なんの見当もない状態から色々実験して調べていくのが研究みたいで面白かった」という感想が寄せられました。