4月21日(木)に、課外講義「これがサイエンスだ!」の今年度第1回が開催されました。今回は数学科教諭の峰真如先生による「統計学を使ってみよう ―レクチャー動画の活用―」というテーマの講演でした。
この講演では、まず統計学とはどんな学問か?ということが説明されました。特に検定の話題に触れ、「たまたま起こるばらつき」と「偶然とは思えないばらつき」を区別するのが統計学の面白さだ、という考え方が紹介されました。
その後、統計学が使われる例についても説明があり、「部活動で行われているトレーニングに効果があると言ってよいか」「A組とB組で、あるテレビドラマの視聴率に意味のある(有意な)差があるか」など、身近な話題でも統計学が使われることが示されました。最後に、講師によって作成された統計学の講義動画シリーズが紹介され、卒論など参考にしたいときに視聴できることが説明されました。受講生からは、「統計学がどんなものかわかった」「卒論で利用してみたい」という感想が寄せられました。