11月13日(土)・14日(日)に開催された第15回全日本高校模擬国連大会に、政治経済部の土井友梨香(2C)・三津山莞太(1C)が、全国から選ばれた60チームのうち1つとして出場しました。今年の議題は「核軍縮」で、土井・三津山はキューバ大使を務めました。以下は出場した2人のコメントです。
今年度の議題は「核軍縮」で、私たちの担当国はキューバでした。この議題の難点は、核保有国やその同盟国 と、非核保有国の双方から合意が得られる決議案をいかに作成するかでした。非核保有国にとっては核軍縮が進まず不平等な現状に不満が大きい反面、核軍縮や核保有の透明性を急速に推進しようとすると安全保障上のバランスが崩れてしまうという問題があります。私たちはこの課題に、キューバ大使の立場から取り組みました。
大会までの期間、キューバの外交、核兵器に関する歴史と現状、過去に提出された提案などについて、国連ホームページをはじめ幅広い情報源にあたり事前準備を重ねました。大会参加を通して、自身の意見を短時間で伝え説得することの難しさや、立場が異なる様々な国の間で合意を形成することの困難を改めて痛感しました。 今回の経験を契機に、今後も国際問題についてより一層考えを深めていきたいと思っています。