2024年12月11日、株式会社島津製作所の山本代表取締役社長らが来訪されました。
島津製作所と早稲田大学は、去る10月10日に「カーボンニュートラル社会の実現やウェルビーイングに向けた包括連携協定」を締結しました。本協定は、早稲田大学と島津製作所がともに、カーボンニュートラル社会の実現やウェルビーイングに向け、産学連携による最先端の技術や知見を以って、新たな価値の創造と社会問題や産業界の抱える諸問題の解決に導く事を目的とした、両者の包括連携に関する基本協定です。本目的を達成するため両者は、産業界で活躍し世界に貢献する高度人材育成を目指すとともに、共同研究等を行っています。
この日、島津製作所から山本靖則代表取締役社長をはじめ、冨田眞巳常務執行役員、杉本典史理事・ユニット長、藤原将展部長が訪問されました。早稲田大学からは、田中愛治総長、山名早人理事(情報企画担当)、林泰弘WCANS所長、竹山春子WCANS副所長がお迎えし、今後の連携について懇談しました。
![]() |
![]() |
懇談終了後、早稲田大学リサーチイノベーションセンター内にある「早稲田大学島津連携ラボ」をご見学いただき、竹山WCANS副所長から今後の連携について説明がありました。2023年に設置した本ラボを今後積極的に活用し、島津製作所の強みである分析機器を用いることで、新たな医薬品や機能性食品、化成品の創出につなげることを目指しています。
今回のご訪問を通し、改めて島津製作所と早稲田大学で連携を強固にし、カーボンニュートラル社会の実現やウェルビーイングへの研究開発成果の創出、それを牽引していく人材の育成に共に取り組んでいく方針を確認しました。