東京都×WAVOC 中高生ボランティアプログラム活動報告vol.9
6月27日(木)、中高生ボランティアプログラムの一環で、西東京市立田無第四中学校に訪問し、ボランティア部メンバーとボランティアに関心がある生徒15名に対してボランティア講座を行いました。
中高生ボランティアプログラムとは、東京オリンピック・パラリンピック2020に向け、都内の中高生のボランティアマインドを醸成するために東京都と早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)が連携して始めた取り組みです。様々なボランティア活動を行っている早稲田大学の学生ボランティア団体が直接中学校・高校を訪問し、生徒達にプレゼン授業を行います。
講座でプレゼンターを務めたのは、早稲田大学公認サークル「学生NPO農楽塾」と「思惟の森の会」に所属している早稲田大学文学部3年の涌井 陽さんです。
当日のプレゼンでは、ご自身が活動している学生NPO農楽塾と思惟の森の会の活動概要や、自身がボランティア活動を始めたきっかけ、活動する上での心構えについてお話しました。特にボランティア活動の最中にもやもやっとした気持ちや、これでいいのかなと感じた気持ちをごまかさずに素直に受け止め、そこからどうすればよいか、どうしたいかを考えることの大切さをお話されました。また、ボランティアはやらされてやるものではなく、楽しんでやるものであるので是非みんなで楽しんで行ってほしいことも伝えました。
最後の質問タイムでは、生徒から「ボランティア活動を行う上で楽しかったこと、辛かったこと」や「これから自分達の学校でボランティアを広めていくために必要なこと」などの質問が相次ぎ、涌井さんも一つ一つの質問に思いを込めて応えていました。
特別授業を行った学生の感想
文学部 3年 涌井 陽さん
今回は当中学校に新たに設立される「ボランティア部」の子どもたちに向けてプレゼンさせていただきました。学生NPO農楽塾や思惟の森の会での経験を中心に、僕がどうしてボランティアに励んでいるのか、そしてボランティアをする上でどのような姿勢を持ち続けてほしいか、強く伝えました。第一次産業は学生にあまり馴染みがないと思うので、初めは上手くイメージを持ってもらえるか不安でしたが、ボランティア部の子どもたちは終始真剣に耳を傾けてくれ、鋭い質問も投げかけてくれたので、僕もプレゼンをしていて非常に楽しかったですし、有意義な90分間を過ごせたと感じております。ボランティア部の皆さんには、これからたくさんの経験を積んでいってほしいと思います。
———————————————————————–
WAVOCは中高生ボランティアプログラムを通して少しでも中高生にボランティアについて関心を高めてもらうために、今後も継続して学生による学校訪問を行っていきます。
過去訪問実績校
中高生ボランティアプログラム vol.1 東京都立七生特別支援学校(2017/9/8実施)
中高生ボランティアプログラム vol.2 多摩市鶴牧中学校(2017/9/29実施)
中高生ボランティアプログラム vol.3 町田市立町田第二中学校(2017/11/8実施)
中高生ボランティアプログラム vol.4 墨田区立両国中学校(2018/1/29実施)
中高生ボランティアプログラム vol.5 荒川区立第七中学校(2018/6/12実施)
中高生ボランティアプログラム vol.6 北区立稲付中学校(2018/9/5実施)