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早稲田の文理融合一貫教育

統合報告書 -Vision Report- 2024-2025 #教育

  • #Vision 150
  • #教育

Wed 08 Apr 26

統合報告書 -Vision Report- 2024-2025 #教育

  • #Vision 150
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Wed 08 Apr 26

本記事は『統合報告書 -Vision Report 2024-2025-』に掲載された内容の抜粋です。

答えのない課題に
果敢に挑む研究教育活動

早稲田大学の学術研究や教育は、そのどれもが人類社会に貢献するためにあります。世の中にインパクトをもたらす先端的・独創的な研究から、全学共通の文理を超えた教育への取り組み、そして学生たちがキャンパス内外で重ねる日々の挑戦まで、早稲田大学ではさまざまな活動が展開されています。その中でも社会的インパクトの強い活動内容とその成果を報告します。

大学院カーボンニュートラル副専攻

総合大学としての強みをいかした「大学院カーボンニュートラル副専攻」を2024年に新設しました。文理の壁を越え、大学院教育の一元化を実現し、主専攻と同時に学ぶことで「総合知」を育み、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する修士・博士課程人材を育成します。企業が実際に抱える社会課題を題材にした授業や、社会で実践的経験を積むための長期インターンシップを提供することで、世界でも企業でも活躍できる博士人材を輩出します。

副専攻の必修科目である「事業創造演習α」は、8企業と連携して展開しており、各企業が持つデータや実例を題材として企業担当者も交えて議論し、アウトプットします。この「事業創造演習α」の受講生に、インタビューを行った内容を紹介します。

商学研究科 林 之航 / 基幹理工学研究科 塩谷 麻紀子 / 経営管理研究科 齋藤 有

商学研究科 林 之航 / 基幹理工学研究科 塩谷 麻紀子 / 経営管理研究科 齋藤 有

「事業創造演習α」を受講したきっかけ

塩谷:情報系の学びを通じ、 AIやクラウドでの電力消費などの環境負荷に関心があり、体系的に理解を深めたいと考えていた時にこの科目を見つけました。企業の視点から学べる点にも魅力を感じ、受講しました。
林:自身のCSRやサステナビリティの研究とも関係していると感じ、企業がどう課題解決しているか、実務的な話を聞ける良い機会だなと思い受講を決めました。

履修を通じて得られた所感

齋藤:授業を通じて、具体的な企業の取り組みと抽象的な理論のバランスが非常に優れていると感じました。MBAのケーススタディはどうしても抽象的な内容になりがちですが、実際に企業が動かしている最新の事例を学べ、多角的な視点が養えたと感じます。また、他業界の視点も学べるので、自分だけでは気づけない課題や考え方に触れられたのも印象的でした。

林:自身の研究では理論やフレームワークの話が中心ですが、授業では企業が実際にサステナビリティ課題にどう取り組んでいるかを学べたのが印象的です。例えば野村不動産のバリアフリーへの取り組みのように、企業が実務レベルで課題解決を意識している様子を具体的に知ることができ、理論だけでは見えない実践的な視点を得られました。

受講体験が自己にもたらした影響

齋藤:様々な業界の方々から話を聞けたことで、多角的な視点を養うことができました。私の研究も視野が偏りがちですが、一つのテーマに対して俯瞰して考える能力が養われたと感じています。

塩谷:社会での出来事が各業界にどのような影響を及ぼすかを学ぶことができ、将来的な自身の研究領域への示唆を得ることができました。専門ではないテーマも自分事として捉えてみること、企業の方と直接コミュニケーションを取れたことも、貴重な経験となりました。

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データ科学分野の教育プログラム提供により他大学・企業との連携を推進

早稲田大学におけるデータ科学教育プログラムの特徴

●全学部・研究科の学生を対象に開講(2024年度は、延べ18,000名以上が履修)
●ほぼ全ての科目がフルオンデマンド。時間や場所の制約を受けずに履修可能
●データ科学の学びを促進するためのデータ科学LAによる学習サポート
●自身の専門分野でデータ科学の知見を活かす考え方を習得可能
●独自の「データ科学認定制度」を設置。級毎に到達目標を提示し、要件を満たせば認定証明書を取得可能

学外に展開する意義

●学外展開で得られる成果をプログラムに反映し、連携機関と共に価値向上を図る
●産学官を問わず連携しデータ活用人材の育成を推進することで、様々な社会問題の解決に繋げる

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三菱電機グループへの提供

2025年3月、デジタルトランスフォーメーション(DX)の人材育成における産学連携を推進するため、本学データ科学センターと三菱電機人財統括部が協定を締結しました。
本協定は2023年11月、本学と三菱電機株式会社との間で締結した「サステナビリティ社会の実現に向けた包括連携に関する基本協定」に基づくものです。今回の協定に基づき、データサイエンスやIoT/AI、DX分野における本学の教育プログラムを、2025年度より三菱電機グループの「DXイノベーションアカデミー」の育成プログラムとして組み込み、最新の技術と理論を習得する場として、同グループ従業員向けに提供を開始しました。両者の連携により得られるDX人材育成の成果を、本学における社会人および学生向けデータ科学教育プログラムにフィードバックして発展させていくことで、共に価値の向上を図る産学共創スキームの構築を目指します。

東京女子大学への提供

本学データ科学センターと東京女子大学AI・データサイエンス教育研究センターの間で2023年12月に締結した業務委託契約に基づく連携事業として、2024年度秋
学期より東京女子大学の学生向けに本学のデータ科学教育プログラムの提供を開始しました。科目配当や授業日程、評価基準の調整等、運用面の課題をひとつずつ解決し、本学で蓄積してきたデータ科学教育のノウハウやフルオンデマンドの教育コンテンツを提供しています。東京女子大学では「早稲田大学連携科目」を設置(2024年度:2科目/履修学生数198名、2025年度:5科目、2026年度以降:8科目予定)し、データ科学の「理論」と「スキル」、「データ科学を専門に結びつける能力」を身につけるカリキュラムを展開しています。また、本科目を履修し、所定の基準を満たした学生には、東京女子大学の単位修得に加え、本学より「早稲田大学データ科学オープン認定制度」に基づく認定証明書が発行されます(2024年度認定者数:68名)。両大学の連携を発展させ、大学の垣根を超えたデータ活用人材の育成を推進していきます。

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