本学が独自に設置している学内奨学金は、おおよそ100種類。そのすべてが返済不要の【給付】奨学金で、学外奨学金(日本学生支援機構や民間団体等)との併用が可能となっています。
<奨学金採用状況>
http://www.waseda.jp/inst/scholarship/supporters/distribution/
<奨学生の声>
http://wasedacard.jp/scholarship_voice
http://kifu.waseda.jp/report/voice/student/scholarship/
しかしながら、奨学金を必要とする学生に必ずしも十分な奨学金が行き渡っているわけではなく、Waseda Vision 150において奨学金制度改革は重要な課題のひとつとして考えています。
Waseda Vision 150「奨学金制度設計PJ」では、2014年度から継続的な奨学金制度改革と奨学金制度全般に関する見直しと検討を行っています。
奨学金制度設計PJでの取組みについて
小野梓記念奨学金を入学前予約採用型に改革
これまでは、めざせ!都の西北奨学金によって地方出身学生の継続的な経済支援を行ってきましたが、一都三県出身者は対象外であり、十分な支援が不足していることが課題となっていました。そこで、本奨学金に新入生予約枠を新設し、一都三県の受験生のうち、特に経済的に困窮する者を支援する奨学金制度としました。なお、対象入試制度はめざせ!都の西北奨学金と同じとします。(下記参照)また、在学中に経済困窮となる学生もいることから、在学生枠も確保して並行運用を行います。
めざせ!都の西北奨学金の対象入試制度を拡大
一般・センター、指定校推薦、新思考の各入試制度に加えて、自己推薦、スポーツ推薦およびAOをめざせ奨学金の対象入試制度に追加することで、地方出身学生の多様性を拡大します。また、本奨学金を多様な入試形態に対応した入試前予約採用型奨学金とすることで、これまで学内奨学金、民間財団奨学金等の受給要件を満たしつつも、採用枠の制限により受給に至らなかった学生の採用率上昇も期待しています。
大隈記念奨学金を報奨型奨学金に改革
従来の本奨学金には併給制限があり、家計基準と成績基準による選考のため、純粋な報奨型奨学金となっていませんでした(学部・研究科については2017年度より家計基準を撤廃)。また、大学院においては年額40万円という奨学金額では優秀な学生のインセンティブとならない点、高等学院中学部では本奨学金制度が存在しない点が課題となっていました。今回の見直しにより、本奨学金を各学部・研究科・高等学院および中学部における優秀な学生を報奨する奨学金制度としました。
【本件に関する問い合わせ先】
学生部奨学課:[email protected] / 03-3203-9701
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◆核心戦略2「グローバルリーダー育成のための教育体系の再構築」
奨学金制度設計PJ
http://www.waseda.jp/keiei/vision150/core/02.html
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◆過去のNewsletterについて
以下のURLより過去のNewsletterを確認できます。
http://www.waseda.jp/keiei/vision150/newsletter/archive.html
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◆発信元・問合せ先
Waseda Vision 150事務局(担当:総長室経営企画課)
[email protected]
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