多くの本学生がボランティアワークやインターンシップに参加して、地域や企業など社会への関心を高めていく機会を得ている一方で、内発的な動機を十分に高められずに、モヤモヤした気分で学生生活を送り、そのまま就職活動に入っていく学生も少なくありません。後者のような学生が、入学後の早い段階で、より主体性をもって学生生活を送ることができるよう促していくことが重要になってきています。
このことに対応するために、Waseda Vision 150「社会連携教育の推進」プロジェクトでは、IPPOプログラムという「学生の主体性を引き出すためのプログラム」を、キャリアセンターと共催で実施していきます。
IPPOプログラムは、学生同士で話し合うfumidasu(ふみだす)ワークショップと、地域や企業の人と交流するtsunagaru(つながる)プログラムからなります。 これらのプログラムに参加した学生が、自らの主体性を高める機会を得て、その後学内外の社会連携教育プログラムに積極的に参加していくことを期待しています。
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■□ fumidasuワークショップ □■
http://waseda-sr.jp/2014/05/fumidasu/
現代の学生は、SNSなどで頻繁にコミュニケーションしていながら、自分の学生生活や将来について真剣に話し合う機会はあまり持っていません。このワークショップに参加した学生は、自分以外にもモヤモヤと悩んでいる学生がいること知り、また異なる価値観に出会います。
これらのことを通じて学生がみずから一歩を踏み出すよう導きます。今回のワークショップでは、「とりあえず、みんなで話してみませんか?」として3回連続で行います。
日 時:2014年6月9日(月)、13日(金)、16日(月)18:15‐20:00
募集人数:本学学生(学部・大学院)50人程度
■□ tsunagaruプログラム □■
http://waseda-sr.jp/
地域で生きる多様なバックグラウンドを持つ人に向き合い、その生き様に触れることで、さらに一歩踏み込んで他者を理解できるようになる機会とします。地域のオモシロい人に会うchiikiru(ちいきる)と、中小企業の経営者のカバンモチをするmochimasu(もちます)の二つのタイプがあります。
〇chiikiru
・男鹿半島の付け根で農家民泊!(秋田県大潟村)
・コメ作りから!全てにこだわる酒造り。(新潟県糸魚川市)
・風の谷で、建設業者が農業?(新潟県糸魚川市)
・白浜、潮風。離島で農園体験。(東京都新島村)
・日本一の海苔を作るオヤジに訊く。(佐賀県佐賀市)
〇mochimasu
・愛鶏園(深谷市)
・株式会社春江(江戸川区)
・株式会社浜野製作所(墨田区)
・宮島物産株式会社(中野区)
・日崎工業株式会社(川崎市)
・株式会社ティーエスイー(大和市)
以上のプログラムを今年度前半に行い、その結果を評価・改善したうえで、今年度後半にも同様のプログラムを実施していく予定です。
社会連携推進室
核心戦略2「グローバルリーダー育成のための教育体系の再構築」
社会連携教育の推進PJ
http://www.waseda.jp/keiei/vision150/core/02.html
< 発信元・問合せ先 >
Waseda Vision 150事務局(担当:総長室経営企画課)
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