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C++生みの親が語る ドラゴンと闘う、完璧なプログラミングの作り方

International Symposium on Future of Computer Technology 2018を開催

2018年7月24日、早稲田大学グリーン・コンピューティング・システム研究開発センターにて「International Symposium on Future of Computer Technology 2018」が開催されました。このイベントは、スーパーグローバル大学創成支援事業ICT・ロボット工学拠点、IEEE Computer Society(本学笠原博徳教授が会長を務める会員数6万人の世界コンピュータ学会)、そしてアドバンストマルチコアプロセッサ研究所との共催で行われました。

会場の様子

開会挨拶で橋本周司副総長は、「研究力や国際連携の面においても、ICT・ロボット工学は、学内重点領域の1つとしています。今日は、多くの素晴らしい研究者が登壇するので、登壇者のプレゼンテーションが若手研究者や学生の方にとってインスピレーションになれば幸いです」と述べました。

シンポジウムでは、世界中で使用されているプログラミング言語C++の設計及び開発者でもあるDr. Bjarne Stroustrupが登壇者の一人として招かれました。

Dr. Bjarne Stroustrup

Dr. Stroustrupは、1979年にC++の開発を始め、1985年に一般公開しました。C++が現代のソフトウェア開発に対しても、未だにに安定した最新のプログラミング言語であるため、国際標準化機構(ISO)と共にC++を標準化することに努めています。長年にわたって、C++は何度か改善され、最新バージョンはC++17となります。プレゼンテーションでDr. Stroustrupは、どのようにして現在のC++が開発され、これからどのように発展していくか、特にC++20について語りました。

C++を使い面白いことを成し遂げた団体としてGoogle、Amazon、そしてCERNなどを例とし、「プログラミング言語の価値というのは、どのような用途で使われるかで決まる。C++の役目は、とてもエレガントで効率のよいプログラムを書くための言語としての役割を果たすことである。けれども、そうすべてうまくいくわけではない。プログラマーを技術的困難で不特定な課題、つまり、ドラゴンと闘う騎士だと想像してほしい。わたしたちは完璧からは程遠いため、C++の改善に引き続き取り組むべきなのだ」と話しました。

これまでの功績を称え、2018年度IEEE Computer Societyの最高峰の賞であるComputer Pioneer Awardを受賞したDr. Stroustrupは、モルガン・スタンレーのテクノロジー部門でマネージング・ディレクター、そしてコロンビア大学の客員教授として現在勤めています。

「プログラマーを技術的困難で不特定な課題、つまり、ドラゴンと闘う騎士だと想像してほしい。わたしたちは完璧からは程遠いため、C++の改善に引き続き取り組むべきなのだ」

本シンポジウムではDr. Stroustrup以外にも、カリフォルニア州立大学フラートン校のSorel Reisman教授(2011 IEEE Computer Society会長、2018年 IEEE Computer Society Richard E. Merwin Award for Distinguished Service受賞者)、プリンストン大学のMargaret Martonosi教授(2018 IEEE Computer Society technical Achievement Award受賞者)、ヒューレット・パッカード研究所のDr. Dejan S. Milojicic(会員数43万人の世界最大学術組織IEEEのディレクター、2014 IEEE Computer Society会長)、ボローニャ大学のCecilia Metra教授(2019 IEEE Computer Society会長)、早稲田大学の笠原博徳教授 (2018 IEEE Computer Society会長、アドバンストマルチコアプロセッサ研究所所長)、そしてOscar Technology社のDr. Christoph Schumacher(早稲田大学客員講師)によるオープン教育リソースから低消費電力コンピューティング、そしてメモリ主導型コンピューティングなど、さまざまなトピックスについての講演が行われました。

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