Center for Data Science早稲田大学 データ科学センター

高田中・高等学校の生徒向けに模擬講義を実施しました【2025年8月20日】

2025年8月20日、早稲田大学にて三重県の高田中・高等学校の生徒を対象に、当センター講師の寅屋敷 哲也先生による模擬講義「データ科学の重要性」を実施しました。

高田中・高等学校から来訪した生徒は引率教員含めて約200名で、当日は模擬講義やキャンパスツアーに参加しました。

模擬講義の冒頭では、寅屋敷先生の専門分野に関連して、高田中・高等学校所在地の揺れやすさマップや津波浸水マップ、洪水ハザードマップ等の実際のデータを用いた説明がありました。


次に、データサイエンス・AIとはそもそも何なのか。そして、昨今なぜこれほど注目を浴びているのかについて、ビックデータの存在やそれを解析する技術の革新、それらを応用できる分野の拡大といった背景の説明がありました。
早稲田大学データ科学センターでは、データサイエンスを“データから合理的で明確な意思決定や論証を導くための学問”と定義しているとの説明がありました。


続いて、データサイエンス・AIの重要性を理解してもらうために、その活用事例として、Netflixや医療、学術領域などでの事例紹介があり、政策では、Evidence Based Policy Making(証拠に基づく政策立案)が近年注目されていることの説明がありました。
中盤では、データサイエンスによる意思決定の具体例として、広告の費用対効果に関する解析方法の紹介もありました。

また、データサイエンスの最先端として、画像生成AI、自然言語生成AI、ChatGPTなどの説明がありました。

終盤では、早稲田大学でのデータサイエンスの学びについて紹介があり、「データ科学」×「専門分野」によって、新しい発見や意思決定を行うために様々な教育コンテンツが学生に提供されており、早稲田大学の学生がデータサイエンスを学んでいることや、それらの学びを証明するために「データ科学認定制度」が運用されていることなどの話がありました。

最後に高校時代におすすめの学びについての紹介があり、受講した生徒たちも、講義に興味と関心を持って参加していました。

講師紹介

寅屋敷 哲也
早稲田大学 データ科学センター 講師
専門分野:・企業防災・リスクマネジメント・危機管理(事業継続計画:BCP)  
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