早稲田大学では、株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ(以下、ADK MS)と学術交流をはじめとする連携と協力を促進するとともに、我が国におけるデータサイエンス活用の裾野を広げることを目的に、2018 年に学術交流協定(以下、本協定)を締結しており、本協定に基づきADK MSより、同社のオリジナル調査「ADK 生活者総合調査」のデータ(以下、本データ)の提供を受けております。
今般、 ADK MS からの研究助成により実施された本データを活用した本学の研究(4 件)に関し、以下のとおり研究成果報告会を実施しました。
報告会概要
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日時
2024年3月21日(木) 14:00~16:00
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場所
早稲田キャンパス7号館307教室およびオンライン(Zoom)によるハイブリッド形式
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対象
・本学を本属とする教員・研究員
・本学の学生(学部生・大学院生)
・ADKマーケティング・ソリューションズ社関係者
プログラム
開会挨拶・研究助成概要紹介
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早稲田大学 データ科学センター教務主任 須子 統太
成果報告
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①人々の住宅選択の規定要因と地方自治体による住宅政策の効果
早稲田大学 政治学研究科 博士課程2年 寺田 健人
(研究代表者 早稲田大学 政治経済学術院教授 稲継 裕昭)
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②コロナ禍における生活者意思決定の微視的分析
早稲田大学 文学学術院教授 竹村 和久
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③幸福度を改善する生活行動時間のサジェストシステムの開発
早稲田大学 データ科学センター講師 望月 泰博
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④木構造型混合統計モデルの活用による大規模消費者データに基づく階層的顧客セグメンテーション
早稲田大学 データ科学センター講師 中原 悠太
ご挨拶
株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ 執行役員 沼田 洋一氏
当日はハイブリッド開催のため、対面・オンラインあわせて50名以上が参加し、本発表会は盛会のうちに幕を閉じました。
なお、本データは、データ科学センターの教育・研究用データ活用プラットフォーム(以下、WIRP)を通じて、申請のあった本学教員・研究員および当該教員・研究員が主宰するゼミ・研究室に所属する学生に提供しており、研究活動や卒業論文・修士論文の作成等に活用されています。ご興味のある方は是非ご活用ください。
(参考)過去の研究テーマ例
・高齢者の情報・ICT に対する態度と社会的孤立
・結婚による消費変化を見据えた施策の提案
・個人の幸福度向上に影響する習慣・行動の考察
・トピックモデルを用いた潜在顧客の抽出~食意識に着目して~
・データから紐解くオタク像の解明
・流行に敏感な人は本当に情報を重視しているのか?
・ファッションに対する価値観を分類
・商品販売における広告方法の提案~種類を例に~
主催・お問合せ先
早稲田大学 データ科学センター
mail:[email protected]