School of Social Sciences早稲田大学 社会科学部

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Why SSS?

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社会科学部が目指すもの

学際的・複合的視点、
社会科学の実践・臨床化、教育のグローバル化、
多様性の尊重、社会構想力の涵養、
新たな知の探究

社会科学部は1966年の創設以来、約半世紀にわたり、教育・研究の学際化と社会化を基本理念として、既存の学問体系にとらわれない新しい知のあり方を模索してきました。現在ではそれを継承発展して、社会構想力をもった人材の育成を新たな目標に掲げています。社会構想力とは、現代日本社会を覆う閉塞感、先行きの不透明さを打破し、広い知見に基づいて解決策を生み出し、よりよい社会を創造する力を意味します。

その実現のために、社会科学部では1・2年次に社会科学の基礎的な専門科目を学び、3・4年次により高度な専門性と学際性を追究する2階建ての教育課程を組んでいます。基盤専門科目、先進専門科目には社会科学を中心に人文科学、自然科学を加えた様々な科目が開講されていますので、自分の関心に沿って履修し、自分だけのカリキュラムをつくっていくことができます。このようにカリキュラムは多様で選択の自由もありますが、自分自身の関心の所在をしっかりと定め、明確な問題意識を持たねばなりません。

もちろん、従来の学問領域に重点をおいて専門性を高めていくことも可能です。ロースクールを目指す学生、公認会計士などの資格の取得を目指す学生も多くいます。他方、現代社会の諸問題、例えば「平和」「環境」「福祉」などに関する具体的な問題に焦点を当てて、複合的な視点から考察する学生もいます。どのような道をとるかはみなさんの関心によりますが、たとえ前者を選択したとしても、「社学生」ならではの姿勢、すなわち現実に軸足をおき多角的・複合的にものごとを捉える姿勢が、既存の学問体系に+αの何かを加えてくれるにちがいありません。社会科学部が目指しているのは、専門性と広い視野を併せ持った人材、いわばスペシャリストとジェネラリストを兼ね備えた人物の育成なのです。

カリキュラムで特に重視しているのが、2年次秋学期から始まるゼミナールです。このゼミナールは、基礎教育課程と学際・複合教育課程を結合し、履修科目間を有機的につなぐ要となります。また、研究の学際化、社会化・臨床化などを実践し、コミュニケーション能力を伸ばす場でもあります。海外や地域社会で調査、実習、交流などを行うゼミも少なくありません。60以上のゼミには、みなさんの問題意識にかなうものがあるはずです。

昨今、大学教育にグローバル化への対応が強く求められるようになっています。社会科学部では、現実社会を見つめるなかで国際化・グローバル化を視野に入れており、国際関係、国際社会に関連する科目を数多く開講してきました。加えて、2011年9月には、英語だけの授業で卒業できる現代日本学プログラム(Contemporary Japanese Studies Program:CJSP)*を設置し、一般プログラムと相互乗り入れをしながら、学部教育のグローバル化を進めています。留学生の受け入れ、海外留学への送り出しも積極的に支援しています。このような教育環境のなかで、多様な生き方・考え方を尊重し、自由に発想できる若い世代のリーダーが育っています。これまで以上に、企業、地方自治体、NGOなどさまざまな現場で、多彩な卒業生が活躍することになるでしょう。

*2018年より「ソーシャルイノベーションプログラム(Transnational and Interdisciplinary Studies in Social Innovation:通称TAISI)」に再編

今後、社会はますます複雑化し、混迷の度を深めることが予想されます。そのような中にあっても、みなさんが自己実現のために自らの未来を切り開くことができるよう、社会科学部は幅広い教養と高い専門性、考察力・行動力の涵養に向けて、新たな知のあり方を探求し続けます。

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