School of Social Sciences早稲田大学 社会科学部

About the School

学部について

Curriculum

カリキュラム

カリキュラムの特徴

学際性と専門性を探究するカリキュラム

社会科学部のカリキュラムは、学生個人の興味に応じた設計が可能となるように高い自由度を有しています。2年次春学期までは、どんな学問にも必要とされる基本的な手法やツール、「社会科学とは何か」を学びます。2年次秋学期以降はコースを選択し、より専門的な内容を持った専門科目、社会科学総合研究などの学際科目を履修していきます。専門分野のゼミナールは2年次秋学期から履修でき、社会科学総合、政治学、法学、経済学、商学、人文科学、自然科学の7つの分野に約60のテーマが設定されています。

コース2024年度入学者から

2年次秋学期より、自分の関心分野を定めて高度な学際探究力を育むことを目的として5つのコースから1つを選択します。

『平和・国際協力』コース

効果的かつ公正な平和・国際協力をめぐる研究・実践について、総合的に学び、実習します。今日の社会空間の越層性(glocality)、多様な公共問題の交差性(intersectionality)、公共、市場、市民社会等異なるセクターを架橋する協働(governance)軸として、cross-disciplinaryな知見とスキルを涵養します。

『多文化社会・共生』コース

世界各地域の多様な歴史・宗教・文化・社会を人文科学の学知として学び、政治・法律・経済などの社会科学の学知を融合させ、多文化共生社会に生きる地球市民としての豊かな専門性とグローバルな教養を身につけます。言語的・文化的背景を異にする人々と対話する知性と協働する実践力を合わせ持つ人材を世界に送り出します。

『サスティナビリティ』コース

将来世代に良好な自然環境を承継しつつ、社会経済の発展を実現することについて、構造的な理解を得ます。地球温暖化を緩和するための脱炭素社会の実現、森林・里山・海域の適切な管理による生態系と地域環境の保全、食料・エネルギー・資源の保全など持続可能な発展の問題について、政治、経済、社会、制度などの視点で分析します。

『コミュニティ・社会デザイン』コース

都市・農村地域などコミュニティにおける社会・経済・文化・環境の複雑な課題についてコミュニケーション・メディア、計画・開発、政策過程論を基礎としながら市民の相互理解と主体性、企業の社会的責任、公民協働をベースとしたデザイン思考アプローチから、課題解決および未来創造の専門知とスキルを修得します。

『組織・社会イノベーション』コース

企業に競争⼒強化と持続的な成⻑・発展をもたらすとともに、顧客やさまざまなステークホルダーに対する価値を高め、社会経済的な変革と進化をも生み出すイノベーションに、経済学、経営学、社会学、政治学などの理論や分析枠組みを用いてアプローチします。イノベーションの効果的な創出法と経済社会へのインパクトを洞察し、グローバルな文脈においても持続可能な価値を提供する能力を身につけます。

ゼミナール

約60のテーマから選べるゼミナール

約60クラスあるゼミナール(ゼミ)には、おのおの異なるテーマが設定されています。ゼミには、1学年10~15名程度の共通の関心を持つ学生が集まります。毎週行われる授業、休みの期間を利用して実施される合宿のほかに、現場研修や、海外フィールドワークが企画されるゼミもあります。授業を通して、多くの友人が得られるのもゼミの大きな魅力のひとつです。

社会科学部のゼミは2年次秋学期から始まります。各ゼミでは、関連して履修すべき科目や、学年の進行に合わせて個々の学生が設定する課題と、それを解決するために必要な科目を紹介するなど、担当教員が個々にアドバイスを行います。

ゼミナールⅠ(2年次) 専門的学習への導入
ゼミナールⅡ(3年次) 専門的・総合的学習
ゼミナールⅢ(4年次) 専門的・総合的学習の完成

専門科目

専門科目においては、政治学、法学、経済学、商学を中心とした既存の社会科学の分野をほぼ網羅し、さらに、人文科学や自然科学の専門科目も開講しています。生命、人権、福祉、環境、市民社会、政府、企業、国際社会、思想、文化など、具体的な問題群を自分で設定すれば、この広大な研究領域が既存の学問分野にとらわれない、自分だけの新しい学問領域として姿を現します。

自分のテーマ

その他

英語学位プログラムの科目履修

社会科学部では、英語による講義のみで学位が取得できる「英語学位プログラム」を実施しています。英語学位プログラム入学者以外でも当該プログラム設置科目の履修が認められており、毎年多くの学生が英語学位プログラムの科目を履修しています。「近い将来の留学に備えて英語での授業やディスカッションに慣れておきたい」、「留学中に苦労して身につけた英語力を帰国後もしっかり維持していきたい」、「日本に居ながらにして国際的な感覚を身につけたい」、そのような高いモチベーションを持つ学生にとって最適なプログラムです。当該科目を履修した場合、卒業単位に算入することが可能です。

全学オープン科目と留学でさらに幅広い履修が可能

早稲田大学には、学部・学年を問わず全学生が履修できる科目が数多くあります。これらの科目を総称して、「全学オープン科目」といいます。全学オープン科目には、グローバルエデュケーションセンターが提供する科目のほかに、各学部、研究科や各センター、他大学から多彩な科目が提供されています。 本学部独自のカリキュラムに加え、「全学オープン科目」を選択履修し、修得した単位を、本学部の規定に従って、卒業単位に算入することができます。また70を超える国・地域、600を超える大学との交流協定により、ますます盛んになる留学制度を利用すれば在学中に国内・海外の大学へ留学することができ、そこでの修得単位を卒業単位とすることも可能です。社会科学部では学部の提供する科目の履修に加えて、学内・学外で履修可能な多様な科目の履修も奨励しており、学生一人ひとりが、その目標を達成するために必要な学習機会を幅広く提供するよう努めています。

学部の授業と、学部の垣根を越えた早稲田大学ならではのスケールで学ぶことのできる全学オープン科目を上手に組み合わせて、視野を広げ、学ぶことの楽しさを実感してください。

3年卒業制度について

極めて優秀な成績で所定の要件を満たし、かつ本人が強く希望する場合に限り、早期の大学院進学、または社会での活躍の機会を与えるものです。申請時期や出願条件などの詳細は事務所に問い合わせてください。

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