Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

次世代AIを活用したマルチモーダル情報通信基盤

Multimodal Networking Platform exploiting Next Generation AI
  • 研究番号:25P06
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2025年04月〜2028年03月

代表研究者

甲藤 二郎 教授
KATTO Jiro Professor

基幹理工学部 情報通信学科
Department of Communications and Computer Engineerig

URL:https://www.katto.comm.waseda.ac.jp/

研究概要

2024年度のノーベル賞を受賞したように、この10年間で、AI技術、深層学習の研究開発が非常に急速に発展している。AI技術の情報通信応用も急速に進化しており、検出、認識、管理、圧縮、予測、復元から生成に至るまで多岐に亘っており、提案者らも、過去の研究開発プロジェクトを通じて各種の成果発表を進めてきた。
そこで本申請では、AI技術の最近の進展を踏まえつつ、情報通信技術として無線通信とマルチモーダル情報処理を取り上げ、研究開発を進めて行く。AI技術は、当初は CNN (Convolutional Neural Network) が基盤技術として用いられてきたが、最近はTransformer が主流になり、近年の大規模言語モデルの発展をもたらすと共に、状態空間モデル、フローモデル、拡散モデル(Diffusion Model)などが新たな学習モデルとして注目されている。
また、プロンプトを活用した情報の加工・編集は、情報生成に拡張性と柔軟性を提供すると共に、テキスト・音声・画像等の相互変換を容易にしている。一方、無線通信へのAI技術の適用により、無線通信の高度化と安定化、無線通信へのセマンティクスの導入などの実現が期待されている。また、マルチモーダル情報処理へのAI技術の適用により、従来手法を大きく凌ぐデータ圧縮、危険を回避する未来予測、利用者の意図を反映した生成AI等への展開が期待されている。本提案はこれらのトレンドを踏まえ、世界をリードしうる研究開発を推進する。

年次報告

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