Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

次世代3Dプリンタの開発(2期目)

Development of next generation 3D printer
  • 研究番号:25P17
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2025年04月〜2028年03月

代表研究者

梅津 信二郎 教授
UMEZU Shinjiro Professor

創造理工学部 総合機械工学科
Department of Modern Mechanical Engineering

URL:http://www.umeshin.mmech.waseda.ac.jp/

研究概要

3Dプリンタの進歩により、プラスチック製の造形物から精密な金属試作品まで、安価に任意形状の立体を創り出すことが可能となり、この技術は広く世間に浸透している。一方で、申請者はこれまで様々な方式の3Dプリンタを独自に開発してきた。その成果として、様々な立体造形物を作製して生きた細胞を含む高精度な立体細胞組織の作製、他の方式に比べて変換効率の高い太陽電池の製造、そしてプラスチックと金属を組み合わせた複雑な立体構造の作製を実現し、3Dプリンタの応用分野を拡張することに貢献してきた。
本プロジェクトでは、次世代3Dプリンタの確立を主たる目的としている。本研究テーマは、カーボンニュートラルの実現に向けた中核的研究であり、世界的に注目されている課題である。しかしながら、これまで基礎研究のみの推進や市販の太陽電池を導入する応用研究が独立的に行われてきたに過ぎない。本プロジェクトでは、建築と医療の専門家の参画を得て、基礎研究から応用研究までを一貫して推進する。このような包括的なアプローチにより、基礎研究を基盤とした高インパクトファクタージャーナルへの成果発表から、社会実装に至るまでの成果を達成し、早稲田大学理工総研のイメージ向上に寄与することを目指す。
この研究の成果を踏まえ、続いて行う研究の目的は、生体との親和性がさらに高い構造物や建築構造物の作製を行うことである。これにより、医療や建築の分野において3Dプリンタ技術の可能性をさらに広げ、実社会への貢献を強化することを目指す。

年次報告

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