Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

ソーシャル・インプルメンテーションズ・オブ・ロボット(3期目)

Social Implementations of Robots
  • 研究番号:25P20
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2025年04月〜2027年03月

代表研究者

高西 淳夫 教授
TAKANISHI Atsuo Professor

創造理工学部 総合機械工学科
Department of Modern Mechanical Engineering

URL:http://www.takanishi.mech.waseda.ac.jp/top/index.htm

研究概要

近年,ロボット技術の研究開発は様々な視点から進められているが,開発された技術が実際に社会で使用されるには大きな隔たりがある.技術面では,これまでの実務機能のみを追及したロボットでは社会実装後にメンテナンスが出来ず維持が出来ない,廃棄時の環境負荷が大きいといった問題があるため,機能・メンテナンス性・廃棄性の全てを高水準で実現する設計方法や一般運用に必要な簡便な操作方法の確立が必要であり,さらに実装を進めるには低いエネルギー効率の解決も重要である.実装面では,ロボット技術が社会実装された事例が未だ少なく分野が限定的であるため,ニーズや前提知識もそれぞれ異なるさまざまな分野に社会実装するために必要な,現場に即した導入・運用方法といった社会実装方法の体系化が進んでいない.
そこで本プロジェクトでは,複数の形でロボットの製品化および実際の運用による社会実装を行い,社会実装に向けたロボット技術開発・ロボット技術を社会実装するための実装方法論について研究を行う.具体的には,今後のロボット実用化に重要な新たな設計方法や操作方法,さらに実装組織の運用方法の確立を進める.
本プロジェクトはロボットの社会実装を複数推進することで知見を集積し体系化までを一貫して行う点に価値がある.研究成果はロボット技術を社会実装するための基盤技術となり,既存の方法では発生していたはずの問題を事前に考慮し回避することを可能とし,今後の社会実装の推進・迅速化に寄与する.

年次報告

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