Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

ERATOラインX線ガンマ線イメージング

ERATO line X-ray and gamma-ray imaging
  • 研究番号:22P05
  • 研究分野:science
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2022年04月〜2025年03月

代表研究者

片岡 淳 教授
KATAOKA Jun Professor

先進理工学部 応用物理学科
Department of Applied Physics

URL:http://www.spxg-lab.phys.waseda.ac.jp/

研究概要

本研究は、令和3年度に新規採択されたJST戦略的創造研究推進事業(ERATO)の学内中心拠点として実施する。ERATO実施期間は2021年10月~2027年3月までの5.5年間、予算総額は16.8億円であり、早大理工としては初採択の大型研究プロジェクトとなる。(JSTプレスリリース: www.jst.go.jp/pr/info/info1526/index.html)
本プロジェクトでは、元素固有のラインX線ガンマ線を可視化する独自の技術を用いて「放射化イメージング法」を確立し、それを共通基盤として宇宙分野、医学・薬学分野に展開することを主目的とする。たとえば「放射化」で元素固有のX線ガンマ線を誘発し、宇宙から人体まで、あらゆる物質(たとえば宇宙空間を漂う物質、人体の薬剤等)の動態を統一的にイメージングし、それを通して宇宙分野、医学・薬学分野に、共通な物理で新しい枠組みを構築する。宇宙分野への展開では、数十キログラムの小型衛星を基盤としたボトムアップ戦略で未踏の先端科学、たとえば宇宙や大気中での元素の流れや元素合成といった、核ガンマ線宇宙物理学の開拓に挑む。医学・薬学分野では、放射性特性を有さない通常の薬剤を投与前もしくは投与後にごく微量放射化し、その動態をX線ガンマ線で可視化できる革新手法の確立を目指す。さらに、宇宙分野で培われた「光子計数イメージング法」を高速化し、X線やガンマ線の診断技術に応用し、薬剤ごとの同定が可能なスペクトラル多色CTによる超低被ばくX線動態イメージング技術を開拓する。

年次報告

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