Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

ケミカルループ法による革新的CO2転換材料の開発

Innovative CO2 conversion materials using the chemical loop method
  • 研究番号:24P04
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2024年04月〜2027年03月

代表研究者

関根 泰 教授
SEKINE Yasushi Professor

先進理工学部 応用化学科
Department of Applied Chemistry

URL:https://www.ase.sci.waseda.ac.jp/update/toprunner/372

研究概要

ケミカルループ型プロセスによる二酸化炭素再資源化は、高性能な酸化物キャリア材を使用して酸化還元を分割し、生成物の分離を容易にする革新的な手法である。従来の二酸化炭素の水素化による再資源化手法では、生成物の分離が困難で転化率も平衡により制約されていた。本手法では、酸化物材料を還元し酸素欠損を形成し、二酸化炭素から表面活性種を生成し、そこから選択的に目的生成物へと導く。この手法により、高い転化率で高純度な生成物を得ることができる。
そのための相分離型キャリア材の設計と予測には、原子レベルシミュレータを用いることで、高い性能を実現し社会に実装できる技術へと仕上げていくことができる。これらによって、回収二酸化炭素から、「熱力学的な平衡制約なく」「目的化合物だけを選択的に」「水などを含まず高収率で」高付加価値化合物を得る技術を確立する。

年次報告

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