Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

表界面精密解析によるエネルギーマテリアルの研究開発(2期目)

Creation of materials that contribute to energy
  • 研究番号:
  • 研究分野:
  • 研究種別:研究重点教員研究
  • 研究期間:2024年04月〜2029年03月

代表研究者

福永 明彦 教授(任期付)
FUKUNAGA Akihiko Professor(without tenure)

先進理工学部 応用化学科
Department of Applied Chemistry

URL:http://www.sc.appchem.waseda.ac.jp/prof02

研究概要

研究の背景
近年、地球温暖化問題に対する関心が高まっており、2021 年にグラスゴーで開催された
第 26 回国連気候変動枠組条約締結国会議(COP26)では、21 世紀末までの気温上昇を工業
化前に比べて 1.5℃以内に抑える努力目標が再確認された。その為には、2030 年までに、温
室効果ガスの排出量を 45%削減し 2050 年には人為的な排出量と吸収量をバランスさせる
(カーボンニュートラル)必要がある。早稲田大学では、それに先駆け、創立 150 周年とな
る 2032 年を目途にカーボンニュートラルを達成することを目標としている。
そこで、温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーの普及や温室効果ガスである二酸
化炭素の回収利用が大いに期待されている。しかしながら再生可能エネルギーの供給は不安
定なため、需要とは一致せず、蓄電池への貯蔵や水素等へ変換が必須となる。また、二酸化
炭素を原料とした化学反応には、高温高圧が必要である。そこで下図に示すような効率的な
エネルギー循環を確立する為のエネルギーマテリアルの開発が急務となっている。特に電気
と化学品の高効率変換を可能とする燃料電池や二酸化炭素から有用な燃料や化学品をカーボ
ンフリーで製造できる再エネ電解技術は大変重要である。

研究の目的
「早稲田大学カーボンニュートラル 2030s」の実現に向けて、再生可能エネルギー、省エ
ネルギーおよびカーボンリサイクルの普及促進を可能とするマテリアルおよびデバイスの開
発のために、金属材料、炭素材料等に新規機能を付与し、気相/液相/固相環境下での反応
機構解明を行うことを目的とする。また、それら材料の機能設計により革新的機能を有した
電極等の新規デバイスの創製を目指す。

年次報告

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