Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

日本と中国の庭園の空間構成に関する比較研究-江戸時代の京都庭園と明後期の蘇州庭園を事例として

A comparative study on the spatial composition of Japanese and Chinese gardens-A case study of Kyoto garden in the Edo period and Suzhou garden in the late Ming Dynasty
  • 研究番号:22C11
  • 研究分野:environment
  • 研究種別:奨励研究
  • 研究期間:2022年04月〜2023年03月

代表研究者

方 愷 理工総研が募集する次席研究員
HOU, Gai Junior Researcher

理工学術院総合研究所 古谷誠章 研究室
Research Institute for Science and Engineering

URL:https://w-rdb.waseda.jp/html/100002210_ja.html

研究概要

2021年度に庭園調査した研究対象に対して調査と資料整理を行う。調査と収集に基づいて、時間軸に沿って分類し、2022年度庭園に対する、研究の基本データベースとして使用する。いわゆる、2021年度のデータ照合に基づいて、2022年度は庭園に対する分析と解釈までに広げていく。

2022年前期は、データ照合に基づいて、伝統的な山水画と庭園の実例の物理的構成と相関関係を統計的手法で分析する。結果の分析、歴史的資料と文学的記述の解釈を通じて、伝統的な山水画と庭園の実例の空間構成要素を得て、空間の修辞技法の基本単位とする。次に、空間構成要素の解析に基づき、伝統的な山水画と庭園の空間構造を定量的に計算・解析し、その空間構造特性を要約する。分析結果に従って、分析対象の空間構造特性を要約する。次に、空間が特定の歴史的次元に埋め込み、類型学的手法と組み合わせて分析を要約し、歴史上における東洋庭園の空間構造の全体像と系図を総括的に説明する。
2022年後期は、類型化の要素形態、要素の組み合わせと空間構造を修辞手法とみなす。これに基づいて、歴史的研究方法を通じて、歴史的資料と文学の記述を解釈し、伝統的な山水画と庭園における異なる修辞手法によって空間概念の表現を分析する。つまり、空間的な修辞手法と空間概念の比較分析を通じて、この論文は、異なるレベルの伝統的な山水画と庭園の間で空間的な修辞タイプの可能な違いを体系的に解釈する。

年次報告

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