建築・空調におけるエネルギー有効利用計画に関する研究

建築・空調におけるエネルギー有効利用計画に関する研究
Posted
2020年5月19日(火)
  • 研究番号:13L01
  • 研究分野:environment
  • 研究種別:長期大型プロジェクト研究
  • 研究期間:2013年04月〜2018年03月

代表研究者

田辺 新一 教授
TANABE Shin-ichi Professor

創造理工学部 建築学科
Department of Architecture

研究概要

プレゼンテーション1

本研究の目的は、建築環境を維持する上で消費される種々のエネルギーの種類や量について調査・分析を行い、省エネルギーや自然エネルギー利用によってそれがどの程度抑制可能となり、環境負荷の削減にどの程度寄与するのかを定量的に明らかにすることにある。

具体的には、オフィス、駅、住宅など様々な空間における実測・実験を通じてエネルギー有効利用法の検討を行う。BEMS、HEMSの新しい利用法を提案し、ディマンド・レスポンス手法に基づく節電手法を開発する。実態調査を通して、空調の省エネルギー手法や熱源の最適化検討を行う。また、デシカント空調、パーソナル空調、床暖房など新しい空調システムの快適性・省エネルギー性評価を行うことで、より環境負荷の小さな空調・換気システムの実現を図る。これらの研究を統括するものとして、建築住宅のZEB(ゼロ・エネルギー建築)、ZEH(ゼロ・エネルギー住宅)の実現を目指す。

年次報告