Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

エネルギーキャリアのための非在来型触媒(2期目)

Non-conventional catalysis for energy carrier(2)
  • 研究番号:17P14
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2017年04月〜2020年03月

代表研究者

関根 泰 教授
SEKINE Yasushi Professor

先進理工学部 応用化学科

研究概要

次世代の再生可能エネルギーを考える上で重要な問題解決の切り札として、エネルギーキャリアの開発が注目されている。エネルギーキャリアとは、酸化と還元のサイクルによって水素を貯蔵できる媒体であり、世界の適地に大規模な太陽光発電や風力発電システムを設置したうえで、エネルギーキャリアに変換して輸送して国内で分配しエネルギーを消費するシステムが構築可能となる。エネルギーキャリアのうち、有機ハイドライドは石油と似た性状の液体であり、エネルギー備蓄等の比較的大規模システムとの親和性にも優れており、エネルギーのユーザーサイドまでの配送も容易である。現在、有機ハイドライドからの高効率な水素取出しが普及に向けた大きな課題となっており、高性能・高効率な触媒プロセスの開発が望まれている。我々は、これまでに蓄積してきた担持金属触媒の微細構造制御と解析を活かし、SIPでのプロジェクトを中心に、再生可能エネルギー利用拡大に資する高効率エネルギーキャリアプロセスを創出する。

年次報告

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